オンスロート・カードレビュー

点数つけの基準
10:神。単体でゲームを勝利に導けるほどのカード。または状況を打開できるカード。1stピック。場合によってはヘイトピックの可能性もあり。
9:色変え、色決めの基準になるカード。全体除去。1stピック級。
8:使用することでアドバンテージが約束されるカード。汎用除去。1〜3rdピック。
7:標準的に活躍できるカード。場合によってはかなり有用なカード。2〜5thピック。
6:やや劣るがメイン入りの可能性があるカード。4〜#00FF008thピック。
5:あまりデッキに入れたくないカード。用途が限定されすぎているカード。5〜13thピック。
4:デッキに入れてはいけないカード。10〜15thピック。
3:紙。

オンスロートレギオン環境プチコンボ集もあわせてご覧ください。

***白***

Akroma's Blessing/アクローマの祝福
(2W)
Instant
あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで、あなたが選んだ色1色に対するプロテクションを持つ。
サイクリング(W)
アンコモン
Illus. Adam Rex (1/350)

6
割と優秀なユーティリティカード。サイクリングもついているのがポイント高い。デッキに忍ばす価値はあるだろう。《稲妻の裂け目/Lightning Rift(ONS)》や《霊体の地滑り/Astral Slide(ONS)》が取れた場合には率先して入るだろう。

Akroma's Vengeance/アクローマの復讐
(4WW)
Sorcery
すべてのアーティファクトと、すべてのクリーチャーと、すべてのエンチャントを破壊する。
サイクリング(3)
レア
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (2/350)

10
ON版Wrath。いうまでもなく完全除去なので強いが、6マナと重いので注意は必要。また何もかもぶっ壊してくれるので、こちらがキーとなるエンチャントやアーティファクトを出している状態ではやや使いにくい。とはいえ、相手の厄介なエンチャントやアーティファクトもまとめてぶっ飛ばせるので悪いばかりではない。サイクリングが付いているので盤上が優位ならばさっさとサイクリングしてしまえるのも利点。構築では本家Wrathが上だろうが、サイクリングデッキを相手にする場合は有効な武器となるようだ。

Ancestor's Prophet/祖神の預言者
(4W)
Creature - Cleric Lord(クレリック・ロード)
1/5
あなたがコントロールするアンタップ状態のクレリックを5体タップする:あなたは10点のライフを得る。
レア
Illus. Kev Walker (3/350)

6
いくらなんでも重すぎ。自分がクレリック主体なデッキならば・・・と思えなくもないが、それにしても効果が地味すぎる。コストパフォーマンスも悪い。まだ《星明かりの発動者/Starlight Invoker(LGN)》のほうが現実味がありそうだ。

Astral Slide/霊体の地滑り
(2W)
Enchantment
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除いてもよい。そうしたなら、ターン終了時に、そのクリーチャーをオーナーのコントロールの下で場に戻す。
アンコモン
Illus. Ron Spears (4/350)

8
構築デッキでこれをキーとしたデッキもあるが、限定戦でもなかなかのものである。これを投入する場合は多数のサイクリングカードも採用することになるだろう。また、重量級Morphとの相性のよさもバカにはならない。これ1枚に頼ったデッキにするべきではないが、これとのシナジィをふんだんに織り込むことは考慮すべきだろう。サイクリング、Morph、共に限定戦デッキの中では汎用性のある強い能力だし。

Aura Extraction/オーラの摘出
(1W)
Instant
エンチャント1つを対象とし、それをそのオーナーのライブラリーの一番上に置く。
サイクリング(2)
アンコモン
Illus. Luca Zontini (5/350)

4
ほとんど紙だがかろうじてエンチャント対策に使えないこともない。が、除去にはなってないし。こうなったら自分のほうの重要なエンチャントを相手の除去から守るとか・・・。ドロー止まるし。とはいえサイクリング能力を買って投入することはありえるだろう。

Aurafication/黄金化
(2WW)
Enchantment
クリーチャーがあなたにダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に黄金(Gold)カウンターを1個置く。
黄金カウンターが置かれているクリーチャーはそれぞれ、そのクリーチャー・タイプに加えて壁でもある。
オーラ化が場を離れたとき、すべてのクリーチャーからすべての黄金カウンターを取り除く。
レア
Illus. Gary Ruddell (6/350)

8
正直微妙で、もしかしたら6点程度のものかもしれず。とりあえず除去にならないこともないのでこの点数。コンボは思いつかない。構築のサイドに考えられなくもないがもっと効率の良い方法はいくらでもあるだろう。

Aven Brigadier/エイヴンの兵団長
(3WWW)
Creature - Bird Soldier(鳥・兵士)
3/5
飛行
ほかのすべての鳥は+1/+1の修正を受ける。
ほかのすべての兵士は+1/+1の修正を受ける。
レア
Illus. Greg Staples (7/350)

9
爆弾カード。とはいえあまりの色拘束ゆえ当然白単に近い構成でなければ使えないだろう。能力だけ見れば爆弾ではあるが、上家の都合によっては2,3手目で取れることもあるだろう。もちろん1Pack目でみかけたなら白単まっしぐら決定。他の「鳥・兵士」なら+2/+2修正を受けることになることは覚えておこう。レギオンの追加で青にも優秀な鳥が多数追加された。狙いは白青タッチ赤or黒、か。

Aven Soulgazer/魂を見つめるエイヴン
(3WW)
Creature - Bird Cleric(鳥・クレリック)
3/3
飛行
(2W):裏向きのクリーチャー1体を対象とし、そのカードを見る。
アンコモン
Illus. John Avon (8/350)

7
Bird・Cleric。なぜか日本語版は「鳥・兵士」となっているが英語版が正解である。だまされないように。5マナ3/3飛行はON環境では貴重なので白を主軸にしているのならありがたくいただいておこう。Morphカードの正体を見破る能力は結構便利そうだ。

Battlefield Medic/戦場の衛生兵
(1W)
Creature - Cleric(クレリック)
1/1
(TAP):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを、最大X点まで軽減する。Xは場にいるクレリックの数である。
コモン
Illus. Matt Thompson (9/350)

7
プリベンター。白のお約束カード。とりあえず強いので取れるだけ取っておこう。他にも優先すべきカードはあると思うが、マナカーブ的にもこのカードは白なら重要だ。クレリックデッキなら必須パーツとなる。

Catapult Master/カタパルトの達人
(3WW)
Creature - Soldier Lord(兵士・ロード)
3/3
あなたがコントロールするアンタップ状態の兵士を5体タップする:クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。
レア
Illus. Terese Nielsen (10/350)

8
点数は8をつけたが、実際は7.5くらいだろう。兵士を他に4体もコントロールできるとは思えない。まぁ自軍の兵士の数と相談だ。自身は5マナ3/3とかろうじて許容範囲。万が一計5体そろえば勝利はほぼ確定だろう。たまには夢を見るのもいい。青ならさらにIllusionが兵士の変わりに加わることになる。レギオンの加入で青白は考慮する価値が出てきている。

Catapult Squad/カタパルト兵団
(1W)
Creature - Soldier(兵士)
2/1
あなたがコントロールするアンタップ状態の兵士を2体タップする:攻撃クリーチャー1体か、ブロック・クリーチャー1体を対象とし、カタパルト兵団はそれに2点のダメージを与える。
アンコモン
Illus. Brian Snoddy (11/350)

8
白のナイスカード。自身も2マナパワー2。防御的な意味合いの強い能力ではあるが、Mobilazationがあれば兵士で攻撃しつつ能力を併用できる。計2体程度なら問題なく能力を使えるだろう。もちろん4体そろえば2回能力を起動できるし、PietyCharmを使って攻撃しつつ能力を使うというプチコンボも存在するので覚えておこう。レギオンの挑発で相手にブロックを強制させる、というシナジィを有効活用しよう。

Chain of Silence/静寂の連鎖
(1W)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、このターン、それが与えるすべてのダメージを、軽減し0にする。そのクリーチャーのコントローラーは土地を1つ生け贄に捧げてもよい。そうした場合、そのプレイヤーはこの呪文のコピーをスタックに置く。このプレイヤーは、このコピーのために新しい対象を選んでもよい。
アンコモン
Illus. Randy Gallegos (12/350)

4
使いかたが難しいChain。正直な話、擬似Fogになってしまうことが大半だろう。こちらにも相手にも理があるので、結局はこちらのカード一枚損となることが多そうだ。

Circle of Solace/慰めの防御円
(3W)
Enchantment
慰めの防御円が場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(1W):このターン、選ばれたタイプのクリーチャー1体が次にあなたに与えるダメージを、軽減して0にする。
レア
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (13/350)

6
StoryCircleと比べると何という重さか。構築で使うにしてもCoPのほうが優先されるだろう。青のMistFromと組み合わせればあらゆる種族のダメージを軽減できるが、起動コスト1Wはやはり重い。使ってみるとそれなりに強いが魅力に欠けるカードだ。

Convalescent Care/病みあがりの介護
(1WW)
Enchantment
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライフが5点以下だったならば、あなたは3点のライフを得るとともに、カードを1枚引く。
レア
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (14/350)

5
1ターン中に5点以上食らわなければ、また回復する。または、自分のライフをある程度自由に調整できるのなら悪くはないかもしれない。正直限定戦での評価はわからない。7点近くあるという説もあるが、、、採用してみる場合はマナバーンによるライフ調整というギミックを忘れずに。

Crowd Favorites/群衆の寵児
(6W)
Creature - Soldier(兵士)
4/4
(3W):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
(3W):群衆の寵児は、ターン終了時まで+0/+5の修正を受ける。
アンコモン
Illus. Roger Raupp (15/350)

6
能力は悪くないか、マナコストから起動コストまでとにかく重い。重いカードを苦にしない人なら使ってもいいだろうが、あまりおすすめはしない。より膠着しやすいシールド戦なら活躍の機会は増えるだろう。

Crown of Awe/畏敬の冠
(1W)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、プロテクション(黒)とプロテクション(赤)を得る。
畏敬の冠を生け贄に捧げる:エンチャントされているクリーチャーと、それと同じクリーチャー・タイプを持つほかのクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(黒)とプロテクション(赤)を得る。
コモン
Illus. Randy Elliott (16/350)

5
ON環境での赤と黒の重要度を考えると、わりといい能力といえる。サイドスタートが妥当だとはいえ、白にとってはある意味必須カードといえるだろう。決して早い順目で取るものではないが、あると安心できるSolidCard。

Crude Rampart/天然の城塞
(3W)
Creature - Wall(壁)
4/5
変異(4W)
アンコモン
Illus. Sam Wood (17/350)

6
まさにブラフのためのMorphカード。ブロックするかされるかした後に突然でかくなて相手を除去するのが本職。気持ちよいからといって相手の本体へのダメージを2点増加させるのは止めておいたほうがいいだろう。Morph状態のほうが動き回れて自由度が上がるし、除去されたならされたそれはそれでいい。壁として用いるのはよほど緊急のときだけと認識しておこう。立派なアドバンテージカードなのだ。

Daru Cavalier/ダールの騎兵
(3W)
Creature - Soldier(兵士)
2/2
先制攻撃
ダールの騎兵が場に出たとき、あなたは自分のライブラリーの中から、カード名がダールの騎兵であるカードを1枚捜して、それを公開して自分の手札に加えてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーを切り直す。
コモン
Illus. Dany Orizio (18/350)

6
単体ではやや物足りないが、2,3枚目と取れるにつれ1点づつ加算してかまわないだろう。流している側もカットするのがもったいないという微妙な能力なのがお茶目だ。たくさんあつまったならCavalierアタックを食らわしてやろう。CatapaltMasterやCatapaltSquadのよき友といえる。レギオンの参入=オンスロートの減少 なのでややつらいか。

Daru Healer/ダールの癒し手
(2W)
Creature - Cleric(クレリック)
1/2
(TAP):クリーチャー1体か、プレイヤー1人を対象とし、このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。
変異(W)
コモン
Illus. Dany Orizio (19/350)

6
地味目な能力だが、Morph状態から突然表替えって軽減、というこれまた微妙な小技でアドバンテージを狙おう。一回この技が成功すれば、次回から相手はこの技を警戒してブロックorアタックしにくくなる。Morphの最大の武器であるブラフを用いてアドバンテージを狙おう。

Daru Lancer/ダールの槍騎兵
(4WW)
Creature - Soldier(兵士)
3/4
先制攻撃
変異(2WW)
コモン
Illus. Brian Snoddy (20/350)

8
白の主力。3ターン目にMorph。4ターン目に4枚目の土地をセットしてMorphアタック、というのが白の常套手段。特に赤のSkirkCommandが入り混じると相手はブロックしていいものか悪いものか混乱は必至。表に返ったあともパワー3先制攻撃はそう簡単にはつぶされないだろう。ただし、相手クリーチャーとぶつかるまでは焦って表向きにしないほうがいい。取れるだけとって取れただけメインにぶち込んでおこう。構築ではやや地味。

Daunting Defender/圧倒する防衛者
(4W)
Creature - Cleric(クレリック)
3/3
いずれかの発生源からあなたがコントロールするクレリックにダメージが与えられる場合、そのダメージを1点軽減する。
コモン
Illus. Carl Critchlow (21/350)

7
これもGoodコモン。実質上3/4だし相手の1/1がほぼゴミとなる。重ね張りできればさらにパフォーマンスがあがるうえに他のクレリックにも影響が及ぶので計算し忘れないこと。色拘束軽いのも美点だ。レギオンでは優秀なクレリックが多数加わっているのでこいつの重要度も増している。

Dawning Purist/夜明けの浄化者
(2W)
2/2
Creature - Cleric(クレリック)
夜明けの浄化者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは「そのプレイヤーのコントロールするエンチャント1つを対象とし、それを破壊する」ことを選んでもよい。
変異(1W)
アンコモン
Illus. Brian Snoddy (22/350)

5
能力はないよりマシだ。出すときはなるたけMorphでだそう。心理的効果は狙えるだけ狙ったほうがいいわけだし、《ダールの槍騎兵/Daru Lancer(ONS)》の振りをしてアタックしてみてもいい。読まれたとしてもさしたる被害ではあるまい。

Defensive Maneuvers/防衛体制
(3W)
Instant
ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つを持つクリーチャーは+0/+4の修正を受ける。
コモン
Illus. Luca Zontini (23/350)

3
地味。限定戦でも使いたくない類のカードだ。何より重いのがいただけない。サイクリングでもあれば・・・・。

Demystify/啓蒙
(W)
Instant
エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
コモン
Illus. Christopher Rush (24/350)

4
ON環境にはいくつかぶっとんだエンチャントがある。エンチャント破壊はSolidCardなのだ。メインに1枚くらい忍ばしても良いくらいだ。

Disciple of Grace/優雅の信奉者
(1W)
Creature - Cleric(クレリック)
1/2
プロテクション(黒)
サイクリング(2)
コモン
Illus. Thomas M. Baxa (25/350)

4
サイクリングのおかげで無駄カードにならない。趣味が合うならメイン投入でかまわないだろう。もちろん早めに押さえに行くカードではない。白黒クレリック戦略の本格化したレギオン以降ではサイクリングorクレリックの頭数のどちらかが選べる汎用カードとなった。

Dive Bomber/急降下爆撃兵
(3W)
Creature - Bird Soldier(鳥・兵士)
2/2
飛行
(TAP),急降下爆撃兵を生け贄に捧げる:攻撃クリーチャー1体かブロック・クリーチャー1体を対象とし、急降下爆撃兵はそれに2点のダメージを与える。
コモン
Illus. Randy Gallegos (26/350)

6
やや能力がかみ合っていないが、とりあえず2/2飛行。能力も悪いものではない。アンタップできるギミックと組み合わせてみたり。

Doubtless One/疑念無き者
(3W)
Creature - Cleric Avatar(クレリック・アバター)
*/*
疑念無き者のパワーおよびタフネスは、それぞれ場に出ているクレリックの数に等しい。
疑念無き者がダメージを与えるたび、あなたはそれと同じ値のライフを得る。
アンコモン
Illus. Justin Sweet (27/350)

6
割と強いが、今までに抑えられたクレリックの量と相談なのは言うまでもない。7体くらい取れてればメイン投入の価値はあるだろう。クレリックデッキは膠着しやすいので割と活躍の機会は多そうだ。

Exalted Angel/賛美されし天使
(4WW)
Creature - Angel(天使)
4/5
飛行
賛美されし天使がダメージを与えるたび、あなたはそれと同じ値のライフを得る。
変異(2WW)
レア
Illus. Michael Sutfin (28/350)

10
爆弾カード。4/5飛行は通常の手段では止まらないだろう。それが4ターン目に降臨してきたら勝ちは間近だ。《ダールの槍騎兵/Daru Lancer(ONS)》とくらべると涙が出てくるが、さすがはレア、というところか。

Foothill Guide/山麓の案内人
(W)
Creature - Cleric(クレリック)
1/1
プロテクション(ゴブリン)
変異(W)
コモン
Illus. Eric Peterson (29/350)

5
決して悪くはない。第一ターン目に出すかどうかは議論が分かれるところだが、、、、まぁおまかせする。多くのゴブリンのタフネスは1なので赤に対しては有効といえるだろう。

Glarecaster/輝きを放つ者
(4WW)
Creature - Bird Cleric(鳥・クレリック)
3/3
飛行
(5W):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、輝きを放つ者かあなたに与えられる次のダメージを軽減し、かわりにそのダメージをそのクリーチャーかプレイヤーに与える。
レア
Illus. Dan Frazier (30/350)

8
重くて涙が出てくるが、回りだすと止まらなくなる。本体とこのクリーチャー自身に同時にダメージを与えられたときは1回の起動で2つとも跳ね返すことができる(値は合計値)。またあくまで「次のダメージを軽減」なので、対応されて別の発生源からダメージを与えられると、それを軽減してしまうことになる。クレリックなのも良い。

Glory Seeker/栄光の探求者
(1W)
Creature - Soldier(兵士)
2/2
コモン
Illus. Dave Dorman (31/350)

6
熊。ON×3環境では熊の少なさゆえに重宝されたが、レギオン参入以降は熊もしくは2マナ1/3など多数追加されているので以前ほどの価値はないと思うのだがどうだろう?ただし、兵士デッキでの重要さは変わらず。取れればほとんどの場合採用しても良いだろう。

Grassland Crusader/草原の十字軍
(5W)
Creature - Cleric Soldier(クレリック・兵士)
2/4
(TAP):エルフ1体か兵士1体を対象とし、それはターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。
コモン
Illus. Mark Tedin (32/350)

7
重くて涙が出てくるシリーズ。エルフという欄はクレリックの誤植ではない。念のため。いったん出てしまえば、毎ターン無コストでGiantGrowthが使えるというのはまぁ悪くないだろう。

Gravel Slinger/石弾投擲兵
(3W)
Creature - Soldier(兵士)
1/3
(TAP):攻撃クリーチャー1体か、ブロック・クリーチャー1体を対象とし、石弾投擲兵はそれに1点のダメージを与える。
変異(1W)
コモン
Illus. Kev Walker (33/350)

7
白のギミッククリーチャー。DaruHealerと同じ要領でアドバンテージを狙おう。タフネスが裏向き時より1高いのも何気に評価できる。白のメインクリーチャー。レギオンの挑発とセットで使ってやろう。《乱打する岩角獣/Battering Craghorn(ONS)》なんかがお客様だ。

Gustcloak Harrier/疾風衣の侵略者
(1WW)
Creature - Bird Soldier(鳥・兵士)
2/2
飛行
疾風衣の侵略者がブロックされるたび、あなたは「疾風衣の侵略者をアンタップし、戦闘から取り除く」ことを選んでもよい。
コモン
Illus. Dan Frazier (34/350)

7
優秀な飛行。白には珍しく攻撃的能力を持っている。2体くらい並べばなかなか対処するのは難しいだろう。色拘束がやや厳しい感じだが、それ以外は文句のつけようがない。《ダールの槍騎兵/Daru Lancer(ONS)》と並ぶ白のGoodコモン。毒吐きゴルナを恐れずにアタックしまくろう。

Gustcloak Runner/疾風衣の走り手
(W)
Creature - Soldier(兵士)
1/1
疾風衣の走り手がブロックされるたび、あなたは「疾風衣の走り手をアンタップし、戦闘から取り除く」ことを選んでもよい。
コモン
Illus. Glen Angus (35/350)

5
こちらはあまり使いたくないたぐいの1/1。マナカーブを重視するならば入る可能性はないでもない。Soldierなのでその辺を考慮しても良いが、物足りないといわざるを得ないだろう。

Gustcloak Savior/疾風衣の救済者
(4W)
Creature - Bird Soldier(鳥・兵士)
3/4
飛行
あなたがコントロールするクリーチャーがブロックされるたび、あなたは「そのクリーチャーをアンタップし、戦闘から取り除く」ことを選んでもよい。
レア
Illus. Jim Nelson (36/350)

8
さすがレア。とはいえパフォーマンスのいい飛行クリーチャーに過ぎないが。取れたなら間違いなくメイン入りできるだけの実力はある。この環境で3/4飛行はそうめったに止まらないだろう。

Gustcloak Sentinel/疾風衣の歩哨
(2WW)
Creature - Soldier(兵士)
3/3
疾風衣の歩哨がブロックされるたび、あなたは「疾風衣の歩哨をアンタップし、戦闘から取り除く」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Mark Zug (37/350)

7
それなりに頼りにはなるが、やはり緑と比べると物足りないか。4マナ3/3は白にしてはオーバーパワーサイズなので色拘束を苦にしないなら問題なくメイン入りさせよう。

Gustcloak Skirmisher/疾風衣の散兵
(3W)
Creature - Bird Soldier(鳥・兵士)
2/3
飛行
疾風衣の散兵がブロックされるたび、あなたは「疾風衣の散兵をアンタップし、戦闘から取り除く」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Dan Frazier (38/350)

7
コモンのGustcloakHurrierのアンコ版。能力はほとんど変わらず、色拘束がゆるくなって1マナ増えた。まぁ飛行クリーチャーの頭数が増えたというところか。Gustcloakシリーズは総じてコストパフォーマンスがいいので白の中核を担ってくれるだろう。

Harsh Mercy/過酷な慈悲
(2W)
Sorcery
各プレイヤーは、それぞれクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。この方法で選ばれたタイプを持たないクリーチャーをすべて破壊する。それは再生できない。
レア
Illus. John Matson (39/350)

5
一見すごそうに見えるが、使ってみるとただの《無垢の血/Innocent Blood(OD)》だという情報をあちこちで耳にする。青のクリーチャータイプかえまくりと併用することでかろうじて使えるレベルなのか。どっちかというと構築戦で使ってみたいものだ。もちろん青白で。

Improvised Armor/間に合わせの鎧
(3W)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは+2/+5の修正を受ける。
サイクリング(3)
アンコモン
Illus. Alan Pollack (40/350)

8
4マナと重く、しかもエンチャントクリーチャーではあるが、+2/+5は伊達ではない。飛行クリーチャーにつけばほぼエンドカードとなりうる。ON版《アルマジロの外套/Armadillo Cloak(IN)》・・・はいいすぎか。サイクリングまでついているというゴージャスさなので、割と早い順目にピックしても損ではない。バウンスが少ない環境なのも追い風要素だ。《平和な心/Pacifism(ONS)》と比べてもこいつのほうが有用との声もある。

Inspirit/奮起
(2W)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。それはターン終了時まで+2/+4の修正を受ける。
陰謀団の奴らを、奴ら自身のピットに追い落としてやるさ。
アンコモン
Illus. Keith Garlette (41/350)

7
割と汎用性が高いカード。主に除去として用いるだろうが、ダメージアップ、タップ能力の再利用等用途は広い。わりと早い順目でピックして損はないだろう。

Ironfist Crusher/鉄拳の破壊者
(4W)
Creature - Soldier(兵士)
2/4
鉄拳の破壊者は、好きな数のクリーチャーをブロックできる。
変異(3W)
アンコモン
Illus. Iain McCaig (42/350)

6
やや後ろ向きなカードだが、《砂の皮膚/Sandskin(ONS)》や《間に合わせの鎧/Improvised Armor(ONS)》とのシナジーで地上を制圧できる可能性を秘めている。変異なので意表をつける場面もあるだろう。

Jareth, Leonine Titan/獅子面のタイタン、ジャレス
(3WWW)
Creature - Cat Giant Legend(猫・巨人・レジェンド)
4/7
獅子面のタイタン、ジャレスがブロックに参加するたび、獅子面のタイタン、ジャレスはターン終了時まで+7/+7の修正を受ける。
(W):獅子面のタイタン、ジャレスは、ターン終了時まで、あなたが選んだ色1色に対するプロテクションを持つ。
レア
Illus. Daren Bader (43/350)

9
レアということで。地上の守りを鉄壁にし、膠着すれば確実なダメージ源。言うことなし。

Mobilization/動員令
(2W)
Enchantment
兵士は、攻撃に参加してもタップしない。
(2W):1/1の白の兵士クリーチャー・トークンを1個場に出す。
レア
Illus. Carl Critchlow (44/350)

9
無限にトークンを生み出せるカードはそのままで強い。くわえて兵士が攻撃してもタップしなくなる。兵士の中にはタップ能力を持つものが多いのでわりと総合力の底上げになるだろう。中盤になれば1ターンに2個トークンを生み出せるようになり、より強力になる。《カタパルトの達人/Catapult Master(ONS)》や《カタパルト兵団/Catapult Squad(ONS)》なども使いやすくなる。構築戦での活躍にも期待したい。

Nova Cleric/新星の僧侶
(W)
Creature - Cleric(クレリック)
1/2
(2W),(TAP),新星の僧侶を生け贄に捧げる:すべてのエンチャントを破壊する。
アンコモン
Illus. Alan Pollack (45/350)

5
能力自体は悪いものではない。また、ビートダウン系のアーキタイプならマナカーブ構築の上でも文句ないパフォーマンスといえるだろう。所詮1マナクリーチャーなのでなんともいえないが、テンポを重視するなら採用もありか。

Oblation/奉納
(2W)
Instant
土地でないパーマネント1つを対象とする。そのオーナーは、そのカードをライブラリーに加えた上でライブラリーを切り直すとともに、そのあとカードを2枚引く。
レア
Illus. Doug Chaffee (46/350)

7
これまた微妙な能力だが、使いところを間違えなければそこそこいい感じだ。死にゆく自軍のクリーチャーに使えば2ドローだし、相手の致命的なクリーチャーなどへの回答となる。メイン投入してもよいのではないだろうか?

Pacifism/平和な心
(1W)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、攻撃にもブロックにも参加できない。
コモン
Illus. Matthew D. Wilson (47/350)

8
平和なべ。クリーチャー同士のガチンコ環境であるONブロックでは優秀カード。エンチャント対策もそうあるわけではなかろう。あいかわらずシステムクリーチャーはどうにもならないが、十分使用に耐えうるSolidCardである。積極的にピックしていこう。

Pearlspear Courier/真珠槍の急使
(2W)
Creature - Soldier(兵士)
2/1
あなたは、自分のアンタップ・ステップに真珠槍の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2W),(TAP):兵士1体を対象とする。真珠槍の急使がタップ状態である限り、それは+2/+2の修正を受けるとともに、「そのクリーチャーは攻撃に参加してもタップしない」という能力を持つ。
アンコモン
Illus. Dany Orizio (48/350)

6
決して悪くはない。白デッキなら兵士がいないということはそうはありえないし、融通の利くGiantGrowsが毎ターン打てるというのは悪くない。まぁただ、本当に自軍に兵士がいないとかそんなときはくずカードになってしまうので、あくまで白が主軸であるデッキだけで使用しよう。

Piety Charm/篤信の魔除け
(W)
Instant
以下の3つから1つを選ぶ。
「エンチャント(クリーチャー)1つを対象とし、それを破壊する。」
「兵士1体を対象とし、それはターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。」
「このターン、あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃に参加してもタップしない。」
コモン
Illus. David Martin (49/350)

6
チャームはどれをとっても地味ーな能力であるが、白のチャームはマシなほうだ。1番目、2番目ともに使い勝手がある。3番目はほとんど使うことはないだろうが、タップ能力を持ったクリーチャーでアタックしつつ能力を起動できる。《カタパルト兵団/Catapult Squad(ONS)》や《鞭縄使い/Whipcorder(ONS)》、《エイヴンの救い手/Aven Redeemer(LGN)》などと併用するときは留意しておこう。

Renewed Faith/新たな信仰
(2W)
Instant
あなたは6点のライフを得る。
サイクリング(1W)
あなたが新たな信仰をサイクリングしたとき、あなたは2点のライフを得てもよい。
コモン
Illus. Dave Dorman (50/350)

6
割と評判がいいカード。9割はサイクリングすることになる。1,2枚投入しておけばデッキの周りもスムーズになるか。投入の価値は十分あるだろう。

Righteous Cause/正義の理由
(3WW)
Enchantment
クリーチャーが攻撃に参加するたび、あなたは1点のライフを得る。
アンコモン
Illus. Scott M. Fischer (51/350)

6
Gustcloakシリーズと非常に相性がよく、時たましゃれにならない量のライフをたたき出す。少なくとも相手の1/1クリーチャーはゴミになるし。後ろ向きな人は積極採用してみよう。

Sandskin/砂の皮膚
(2W)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーが与える戦闘ダメージと、エンチャントされているクリーチャーに与えられる戦闘ダメージをすべて軽減する。
コモン
Illus. Glen Angus (52/350)

7
地上を止めて空から殴れる白のデッキなら活躍できる。《鉄拳の破壊者/Ironfist Crusher(ONS)》とのプチコンボが期待できるが、大半は相手の大型クリーチャーを無力化するのに使うだろう。間違っても相手の飛行クリーチャーにつけてはいけない。

Shared Triumph/共同の功績
(1W)
Enchantment
共同の功績が場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選んだタイプのクリーチャーは、+1/+1の修正を受ける。
レア
Illus. Mark Brill (53/350)

6
限定ではやや微妙なアンセム。そんなに高得点ではないだろう。相手が青の場合はやや注意を要する。

Shieldmage Elder/防衛魔道士の古老
(5W)
Creature - Cleric Wizard(クレリック・ウィザード)
2/3
あなたがコントロールするアンタップ状態のクレリックを2体タップする:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それが与えるすべてのダメージを軽減する。
あなたがコントロールするアンタップ状態のウィザードを2体タップする:呪文1つを対象とする。このターン、それが与えるすべてのダメージを軽減する。
アンコモン
Illus. Christopher Moeller (54/350)

7
これも重くて涙がちょちょ切れるシリーズ。だが、能力はマナもかからず、割と強烈でしかも複数起動が可なので強い。6マナもまぁ我慢できる範囲内か。青白ならば最高のパフォーマンスを引き出せるだろう。

Sigil of the New Dawn/新たな夜明けの印形
(3W)
Enchantment
クリーチャーが場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは(1W)を支払ってもよい。そうしたなら、そのカードをあなたの手札に戻す。
レア
Illus. Tony Szczudlo (55/350)

8
中盤を過ぎると圧倒的なアドバンテージをたたき出す。なにせクリーチャーがほぼ死ななくなる。サクる能力と併用できれば、さらに効果があがるだろう。《急降下爆撃兵/Dive Bomber(ONS)》が暴れまわって勝ったという話も聞く。やや重いのと、それ一枚だけでは効果を発揮しないのが弱点といえば弱点。レギオンでは《皮を剥ぐ者/Skinthinner(LGN)》や《スカークの匪賊/Skirk Marauder(LGN)》が追加されたのでそいつらが回るとすごいことになる。

Sunfire Balm/陽光の香油
(2W)
Instant
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを4点軽減する。
サイクリング(1W)
あなたが陽光の香油をサイクリングしたとき、あなたは「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダ#FF0000メージを1点軽減する」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Monte Michael Moore (56/350)

7
白のお家芸シリーズ。とはいえ《励まし/Embolden(OD)》がなつかしい。あいつのほうが確実にいい奴だった気がする。まぁサイクリングでアドバンテージを稼ぐ方向で考えよう。

True Believer/真実の信仰者
(WW)
Creature - Cleric(クレリック)
2/2
あなたは呪文や能力の対象にならない。
レア
Illus. Alex Horley-Orlandelli (57/350)

7
限定戦でプレイヤーが狙われるケースはまれなので、どちらかというと構築戦での活躍に期待したいところだ。どっちにせよ2マナ2/2という能力をかってメイン投入は考えられるが、ちょっと物足りない気もする。

Unified Strike/共同の一撃
(W)
Instant
攻撃クリーチャー1体を対象とする。それが場に出ている兵士の数と同じか、それよりも小さいパワーを持つならば、それをゲームから取り除く。
コモン
Illus. Dave Dorman (58/350)

5
腐っても除去ではあるが、やや使用条件が厳しいか。タッチ白で相手がメイン白=兵士多数だった場合のサイドボードカードにもなりうることを覚えておこう。兵士の数は、相手のものもしっかりカウントしてくれるのだ。

Weathered Wayfarer/雨ざらしの旅人
(W)
Creature - Nomad Cleric(ノーマッド・クレリック)
1/1
(W),(TAP):あなたのライブラリーの中から土地カードを1枚捜し、それを公開して、あなたの手札に加える。この能力は、あなたの対戦相手1人があなたよりも多くの土地をコントロールしているときにしかプレイできない。
レア
Illus. Greg & Tim Hildebrandg (59/350)

7
後手1T目に出ると結構いやらしい動きをする。一度アドバンテージを取ったなら簡単に土地をセットせずにその状況を保持して土地をサーチしまくろう。また基本地形以外にもとって来れるので、兵士強化の土地やサイクリングランドを取ってきたりするとお得な気分になれる。これは構築戦でも使えそうなギミックだ。

Whipcorder/鞭縄使い
(WW)
Creature - Soldier Rebel(兵士・レベル)
2/2
(W),(TAP):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
変異(W)
アンコモン
Illus.Ron Spencer(60/350)

8
2マナ2/2という合格ラインのサイズにくわえてタッパー能力、かつ変異まで持ち合わせて兵士、というONの恩恵を一身に集めた優秀カード。しかもレベルでもあるので、エクテンのレベルデッキにも入るだろう。兵士デッキを作るなら構築戦でも十分通用するパフォーマンスである。

Words of Worship/崇拝の言葉
(2W)
Enchantment
(1):このターン、次にあなたがカードを1枚引く場合、かわりにあなたは5点のライフを得る。
レア
Illus. Rebecca Guay (61/350)

4
Wordsシリーズの中ではやや物足りない1品。構築でのゾンビサイクリング系に期待。


***青***

Airborne Aid/空からの援助
(3U)
Sorcery
あなたは、場に出ている鳥1体につき、カードを1枚引く。
コモン
Illus. Bradley Williams (62/350)

5
微妙なカードだが、2枚が損益分岐点になる。レギオンで鳥が多数追加されたことを受けてみても・・・どうだろう??

Annex/併合
(2UU)
Enchant Land
あなたは、エンチャントされている土地をコントロールする。
アンコモン
Illus. John Avon (63/350)

6
見た目ほど悪くないカード。序盤は相手のマナ基盤を妨害できるし、後半以降は相手の特殊地形対策にもなりうる。巷での評価を見るとメイン入りできるだけの力はあるらしい。ランデスしつつマナブースト、とよくよく考えてみれば割とすごいカード。

Aphetto Alchemist/アフェットの錬金術師
(1U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/2
(TAP):アーティファクト1個かクリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。
変異(U)
アンコモン
Illus. Ron Spears (64/350)

6
ギミッククリーチャー。タップ能力をもつクリーチャーのコピーとなる。よくできた青赤デッキでは重要な働きをする。取る順目自体は遅いが、入れるかどうか腕の見せ所である。通常状態でもファッティ系をアタック&ブロックに使いまわしたりとそこそこか。

Aphetto Grifter/アフェットのいかさま師
(2U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/1
あなたがコントロールするアンタップ状態のウィザードを2体タップする:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
アンコモン
Illus. Greg Staples (65/350)

7
タッパー。しかも条件さえ合えば複数起動が可能。正直、Wizardが複数並ぶという状況は考えたくないものだが、種族変えカードなどを併用することでなんとかこいつのパフォーマンスを引き出してやろう。パーマネントをタップ、なので時には相手の補助色地形を封殺することも考えておこう。

Arcanis the Omnipotent/全能なる者アルカニス
(3UUU)
Creature - Wizard Legend(ウィザード・レジェンド)
3/4
(TAP):カードを3枚引く。
(2UU):全能なる者アルカニスを、そのオーナーの手札に戻す。
レア
Illus. Justin Sweet (66/350)

9
化け物カード。一度場に出てしまったらあとは莫大なアドバンテージを稼ぎ出す。おまけになかなか死なない。飛行がついてれば完璧だったがそうはいかず。

Artificial Evolution/人工進化
(U)
Instant
呪文1つかパーマネント1つを対象とする。その文章欄にあるクリーチャー・タイプを指定することば1種類を、別のクリーチャー・タイプを指定することばに変える。新しいクリーチャー・タイプはレジェンドや壁であってはならない。(この効果はターン終了時に終わらない。)
レア
Illus. Greg Staples (67/350)

4
これは構築で使用しよう。限定戦でも役に立たないとは言わないが、効果が迂遠過ぎる。

Ascending Aven/上昇するエイヴン
(2UU)
Creature - Bird Soldier(鳥・兵士)
3/2
飛行
上昇するエイヴンは、飛行を持つクリーチャー以外をブロックできない。
変異(2U)
コモン
Illus. Ron Spencer (68/350)

7
オンスロートでは青にとっての必須パーツ。レギオンにはこいつの上位版の《霧衣のウミツバメ/Mistform Seaswift(LGN)》がいるので相対的な価値は下がるが、重要でなくなったわけではない。

Aven Fateshaper/運命をかたどるエイヴン
(6U)
Creature - Bird Wizard(鳥・ウィザード)
4/5
飛行
運命をかたどるエイヴンが場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを一番上から4枚見て、それらを好きな順番で元に戻す。
(4U):あなたのライブラリーのカードを一番上から4枚見て、それらを好きな順番で元に戻す。
アンコモン
Illus. Anthony S. Waters (69/350)

7
糞重くて涙が出てくるが、これはONの青の特徴でもある。色拘束も軽いことだし、タッチで入れてもいいかもしれない。飛行の中では最大級のサイズを誇っているのでがんばって殴ろう。能力はもはやどうでもいい(まぁ、暇があったら起動するにこしたことはない)。

Backslide/背教
(1U)
Instant
変異を持つクリーチャー1体を対象とし、それを裏向きにする。
サイクリング(U)
コモン
Illus. Pete Venters (70/350)

6
オンスロート×3環境では玄人向けカードだったが、表返り能力の加わったレギオン入り環境では、優秀な表返り能力の使いまわしという新たな側面が加わった。サイクリングも込みで割と優秀な汎用カードと言えるだろう。採用の価値あり。

Blatant Thievery/露骨な窃盗
(4UUU)
Sorcery
対戦相手1人につき、そのプレイヤーがコントロールするパーマネントを1つ対象とする。あなたはそのコントロールを得る。(この効果は、ターン終了時に終わらない。)
レア
Illus. Ron Spencer (71/350)

7
効果はもちろん強いのだが、重くて涙が止まらない。オマケに驚異的な色拘束。マルチプレイ向けのカードなのだが、現状ではプラスに働くことは何もない。せいぜい皇帝戦での見せ場に期待しよう。

Callous Oppressor/無神経な抑圧者
(1UU)
Creature - Cephalid(セファリッド)
1/2
あなたは、自分のアンタップ・ステップに無神経な抑圧者をアンタップしないことを選んでもよい。
無神経な抑圧者が場に出るに際し、対戦相手1人はクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(TAP):選ばれたタイプを持たないクリーチャー1体を対象とする。無神経な抑圧者がタップ状態である限り、あなたはそのコントロールを得る。
レア
Illus. Justin Sweet (72/350)

8
使いどころは難しいが、それなりの強さは期待できる。特に《映像の造形者/Imagecrafter(ONS)》や《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》とのコンボは凶悪。素で使っても十分強い。実質8.5点くらいあるだろうか。

Chain of Vapor/蒸気の連鎖
(U)
Instant
土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。そのパーマネントのコントローラーは、土地を1つ生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、そのプレイヤーはこの呪文のコピーをスタックに乗せ、そのコピーのために新たな対象を選んでもよい。
アンコモン
Illus. Carl Critchlow (73/350)

7
使いにくいカードだが、環境内のインスタントバウンスということでこの点数。使うときはどうなるのか良く考えて使おう。自分のクリーチャーにのみ使用すれば使い放題だ。《意志を曲げる者/Willbender(LGN)》や《干渉/Meddle(ONS)》とセットで使ってみると面白い。

Choking Tethers/締めつける綱
(3U)
Instant
クリーチャーを最大4体まで対象とし、それらをタップする。
サイクリング(1U)
あなたが締めつける綱をサイクリングしたとき、あなたは「クリーチャー1体を対象とし、それをタップする」ことを選んでもよい。
コモン
Illus. Carl Critchlow (74/350)

7
人によっては7点クラスのカードらしいが、今のところこのくらいの点数にとどめておく。一般的にフィニッシャーカードを低く見積もる嫌いがあるので、こういうカードが好きな人は高得点と見てもかまわないだろう。←左記はオンスロでたての頃の評価。現在では汎用サイクリングカードとして十分メイン入りの可能性が考えられる良カード。特に膠着が多いし、オンスロ環境は。

Clone/クローン
(3U)
Creature - Clone(クローン)
0/0
クローンが場に出るに際し、あなたは場に出ているクリーチャーを1体選んでもよい。そうした場合、クローンはそのクリーチャーのコピーとして場に出る。
レア
Illus. Carl Critchlow(75/350)

6
これもまた微妙なカードだが、少なくともこいつ一体だけでは場をどうにかできたりするわけではないのでこの点数に。相手を見てサイドから投入するのがいいのだろうか?それとも自陣の最強クリーチャーをコピーしたほうがいいのか。ただ、自陣の最強クリーチャーが場に出ているようならこんなやつでコピーしなくたって勝てるだろう。いくら強いといってもレジェンドカードは絶対コピーしないこと。ステキなことが待ってます。

Complicate/紛糾
(2U)
Instant
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(3)を支払わない限り、それを打ち消す。
サイクリング(2U)
あなたが紛糾をサイクリングしたとき、あなたは「呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わない限り、それを打ち消す。」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Scott M. Fischer(76/350)

6
限定戦ではカウンター呪文はあまり有効ではない。とはいえサイクリングのおかげでやや汎用性が増しているので、そこそこいいカード。もしカウンターできたら即アドバンテージにつながるし。メイン入りしてもいいんではないでしょうか?

Crafty Pathmage/狡猾な抜け道魔道士
(2U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/1
(TAP):パワーが2以下であるクリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、ブロックされない。
コモン
Illus. Wayne England (77/350)

6
ギミッククリーチャーとしては実はやり手。特に赤や黒の「攻撃が通ったら云々する」クリーチャーと共に用いれば勝利は目前だろう。ただそれでも青単体ではどうにもできないところがもどかしい。まぁこの環境で青単体でどうにかしようなどとは思わないだろうが。ただ、3マナ1/1なので入れすぎるとデッキのトータルパフォーマンスが低下するだろう。青赤ではやや評価大。

Crown of Ascension/上昇の冠
(1U)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、飛行を持つ。
上昇の冠を生け贄に捧げる:エンチャントされているクリーチャーと、それと同じクリーチャー・タイプを持つほかのクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を持つ。
コモン
Illus. Bradley Williams (78/350)

3
まぁ真空波動拳といえばそうなんだけど、やっぱり悲しくなってしまうエンチャントクリーチャー。この手のカードは限定戦で使ったことがないので詳しくは評価できないが、お勧めはしない。やめとけ。

Discombobulate/まごつき
(2UU)
Instant
呪文1つを対象とし、その呪文を打ち消す。あなたは自分のライブラリーのカードを一番上から4枚見て、そのあと、それらを好きな順番で自分のライブラリーの上に戻す。
アンコモン
Illus. Alex Horley-Orlandelli (79/350)

4
限定戦でのカウンターはあまり信用しないほうがいい。でも、構築戦でもどうかなぁ、これは。

Dispersing Orb/分散する宝珠
(3UU)
Enchantment
(3U),パーマネント1つを生け贄に捧げる:パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
アンコモン
Illus. Rebecca Guay (80/350)

6
重くて涙が出てくる、ON環境のパーマネントバウンスカード。場に出すコストもさる物ながら、起動コストも重い。《波止場の用心棒/Waterfront Bouncer(MM)》以来、パーマネントバウンサーという概念の強さが浸透してきてるんだろう。ただ、中盤以降はこいつがあれば主導権を握る瞬間がくるはずだ。

Disruptive Pitmage/撹乱するピット魔道士
(2U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/1
(TAP):呪文1つを対象とし、そのコントローラーが(1)を支払わない限り、それを打ち消す。
変異(U)
コモン
Illus. Darrell Riche (81/350)

6
ある意味青の主力。こんなのが主力だから青は弱いのだ。とりあえず絶対Morphで出しとけ。そしておもむろに意表をついて相手のスペルを打ち消そう。一度これが成功したら、次から対戦相手の脳裏にそれが焼き付いてはなれなくなる。かくしてテンポアドバンテージを我が物にできる・・・かもしれない。

Essence Fracture/本質の裂け目
(3UU)
Sorcery
クリーチャー2体を対象とし、それらをそのオーナーの手札に戻す。
サイクリング(2U)
アンコモン
Illus. Wayne England (82/350)

7
まぁバウンスである。しかも2体。効果については強い、といえる。オマケにサイクリングがついているので悪くない。サイクリングの誘発能力で1体戻せればなぁ、とか思ったがそうしたら《排撃/Repulse(IN)》の再来だ。それは強すぎる。

Fleeting Aven/俊速のエイヴン
(1UU)
Creature - Bird Wizard(鳥・ウィザード)
2/2
飛行
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、俊速のエイヴンを、そのオーナーの手札に戻す。
アンコモン
Illus. Iain McCaig (83/350)

6
この能力を利点と見るか欠点と見るかはおまかする。ただ、除去しがたい2/2飛行が3マナで手に入るというのは今の青にとっては大恩恵だ。ありがたくいただいておくとしよう。構築でも何か使えないものだろうか?追記、レギオンも加わった今の環境を見ていると、相手もサイクリングカードを多数所持していることが予想され、致命的な場面を迎えることも考えられる。信頼度はやや薄いだろう。

Future Sight/未来予知
(2UUU)
Enchantment
あなたは、自分のライブラリーの一番上のカードを公開したままでプレイする。
あなたは、自分のライブラリーの一番上のカードを、自分の手札にあるかのようにプレイしてもよい。
レア
Illus. Matt Cavotta (84/350)

8
張れればとんでもないアドバンテージをたたき出す。ただMorphクリーチャーはばればれとなってしまうので、ギミック系Morphが多い場合は少し考えた方がいいかもしれない。素直にカードパワーでガチンコ勝負がしたい場合には大きな助けとなってくれるだろう。構築でも怪しいコンボに期待したい。

Ghosthelm Courier/幽霊兜の急使
(2U)
Creature - Wizard(ウィザード)
2/1
あなたは自分のアンタップ・ステップに、幽霊兜の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2U),(TAP):ウィザード1体を対象とする。幽霊兜の急使がタップ状態にある限り、このクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともに、呪文や能力の対象にならない。
アンコモン
Illus. Edward P. Beard, Jr. (85/350)

5
対象がウィザード、というところに涙を誘われるカード。決して弱いわけではないんだが・・・対象にならない、すか。飛ぶんじゃなくて。

Graxiplon/グラクシプロン
(5U)
Creature - Beast(ビースト)
3/4
グラクシプロンは、防御側プレイヤーが同じクリーチャー・タイプを共有するクリーチャーを3体以上コントロールしていない限り、ブロックされない。
アンコモン
Illus. Iain McCaig (86/350)

6
やや重だが青にとっては必要なアタッカー。青お得意の種族変えギミックで相手にブロックなんかさせないこと。しかし、6マナ3/4かよ・・・。レギオンで加わった《秘密調査員/Covert Operative(LGN)》の方が上だ。7から6に格下げ。

Imagecrafter/映像の造形者
(U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/1
(TAP):クリーチャー1体を対象とする。レジェンドでも壁でもないクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。そのクリーチャーのタイプは、ターン終了時まで選ばれたタイプになる。
コモン
Illus. Terese Nielsen (87/350)

8
青の主力を張れるナイス1マナ1/1。IN環境で《高潮の幻想家/Tidal Visionary(IN)》がキーカードだったように、この環境では種族変えがキーとなる。《残酷な蘇生/Cruel Revival(ONS)》を無効化したり、《苦難の魔除け/Misery Charm(ONS)》の能力を最大限に発揮したり、相手の種族カードを弱体化させたり、逆にこちらの種族効果を強化したり。休む間はないだろう。基本は《激浪の生物学者/Riptide Biologist(ONS)》とのシナジーから。9点といったら友人に怒られた。8点で我慢。

Information Dealer/情報屋
(1U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/1
(TAP):あなたのライブラリーのカードを一番上からX枚見る。Xは場に出ているウィザードの数である。そのあと、それらを好きな順番で元に戻す。
コモン
Illus. Jerry Tiritilli (88/350)

5
イマイチ物足りない一枚。そもそも、場にウィザードが並んでる姿ってのを想像したくない。構築でのブッディでっきのお供がせいぜいだろう。

Ixidor, Reality Sculptor/現実を彫る者イクシドール
(3UU)
Creature - Wizard Legend(ウィザード・レジェンド)
3/4
裏向きにされているクリーチャーは、+1/+1の修正を受ける。
(2U):裏向きのクリーチャー1体を対象とし、それを表向きにする。
レア
Illus. Kev Walker (89/350)

8
こいつがいるおかげで他の色のMorphをタッチで入れることができる。相手のMorphも強化するが、それ以上にこちらのMorphの数が多ければ有利に働くだろう。最悪でも相手の3/3となったMorphを自身でとめることはできる。パフォーマンス的にも5マナ3/4は合格ライン。

Ixidor's Will/イクシドールの意思
(2U)
Instant
呪文1つを対象とし、そのコントローラーが、場に出ているウィザード1体につき(2)を支払わない限り、それを打ち消す。
コモン
Illus. Eric Peterson (90/350)

3
まぁやめとけ。そもそも場にWizardが並んでるところを想像したくない・・・。

Mage's Guile/魔道士の悪知恵
(1U)
Instant
クリーチャー1体を対象とする。それは、このターン、呪文や能力の対象にならない。
サイクリング(U)
コモン
Illus. Edward P. Beard, Jr. (91/350)

6
こいつはそんなに悪くないカードだ。実質カウンター呪文なわけなんだが、2マナくらいなら中盤以降は用意できるだろうし、相手が除去を打ってこないようならサイクリングしてしまえばいい。サイクリング能力を買っての採用はありうる。

Meddle/干渉
(1U)
Instant
呪文1つを対象とする。それがクリーチャー1体だけを対象とするものであるならば、その呪文の対象を別のクリーチャーに変える。
強いものは戦いに勝つかもしれないが、その独創性は観客を魅了する。
アンコモン
Illus. Brian Snoddy (92/350)

6
Mage'sGuileに似た能力だが、こちらは決まればアドバンテージの取得につながる。若干使用するタイミングが限られては来るが、相手のエンチャントクリーチャーや除去の矛先を変えたときの喜びは大きいだろう。夢共に歩む6点。でもレギオンの《意志を曲げる者/Willbender(LGN)》の方が使いやすいなぁ。

Mistform Dreamer/霧衣の夢幻
(2U)
Creature - Illusion(イリュージョン)
2/1
飛行
(1):霧衣の夢幻のクリーチャー・タイプは、ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つになる。
コモン
Illus. Matthew Mitchell (93/350)

7
青の主力クリーチャー。7点は相対的な評価であるとだけ入っておく。レギオン以降は種族シナジィが高まっているのでいかにこいつをうまく活用できるかが勝負の分かれ目になるかも。《霧衣のウミツバメ/Mistform Seaswift(LGN)》とあわせると霧衣率は高まってるのでIllusion戦略を改めて見直してみてはどうだろう?

Mistform Mask/霧衣の仮面
(1U)
Enchant Creature
(1):エンチャントされているクリーチャーのタイプは、ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つになる。
コモン
Illus. Monte Michael Moore (94/350)

6
頼りない能力に見えるが、青はこれに頼らざるを得ないのである。すなわち相手クリーチャーにこれをつけて「壁」と叫ぶのだ。冗談ではなくそうするのがこのエンチャントの目的である。

Mistform Mutant/霧衣の突然変異
(4UU)
Creature - Illusion Mutant(イリュージョン・ミュータント)
3/4
(1U):クリーチャー1体を対象とする。レジェンドでも壁でもないクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。そのクリーチャーのタイプは、ターン終了時まで選ばれたタイプ1つになる。
アンコモン
Illus. John Avon (95/350)

7
対象のクリーチャータイプを変える能力は有用である・・・にしても6マナかよ!と叫びたくなる。青は1/1、1/2のあとは3/4サイズにぶっ飛んでその中間があまりない。まぁ愚痴らずにうまく使い道を考えよう。

Mistform Shrieker/霧衣の金切り魔
(3UU)
Creature - Illusion(イリュージョン)
3/3
飛行
(1):霧衣の金切り魔のクリーチャー・タイプは、ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つになる。
変異(3UU)
アンコモン
Illus. Glen Angus (96/350)

7
ようやく安心感のある5マナ3/3。昔はこんなのコモンにごろごろいたのに。とはいえこいつはそこそこのやり手だ。遠慮なくいただいておこう。

Mistform Skyreaver/霧衣の天空裂き
(5UU)
Creature - Illusion(イリュージョン)
6/6
飛行
(1):霧衣の天空裂きのクリーチャー・タイプは、ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つになる。
レア
Illus. Anthony S. Waters (97/350)

8
アムガバ。1stピックかどうかは自分が以下に青戦術を考察しているかにかかっている。青をナメるな!

Mistform Stalker/霧衣のストーカー
(1U)
Creature - Illusion(イリュージョン)
1/1
(1):霧衣のストーカーのクリーチャー・タイプは、ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つになる。
(2UU):霧衣のストーカーは、ターン終了時まで+2/+2の修正を受けるとともに飛行を持つ。
アンコモン
Illus. Randy Gallegos (98/350)

6
マナさえつぎ込めばでかくなる飛行クリーチャー。涙を誘うが、こういうのを使っていかざるをえないようだ。

Mistform Wall/霧衣の壁
(2U)
Creature - Illusion Wall(イリュージョン・壁)
1/4
(1):霧衣の壁のクリーチャー・タイプは、ターン終了時まで、あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つになる。
コモン
Illus. Franz Vohwinkel (99/350)

7
青の主力。青はこいつで序盤を乗り切らないと話にならない。一応自身を壁以外にしてしまえばアタックも可能だし、タフネス4も心強い。あらゆる種族でもあるというなかなかの優れもの。特に青赤戦術に移行している場合は8点クラスのカードになる。

Nameless One/名も無き者
(3U)
Creature - Wizard Avatar(ウィザード・アバター)
*/*
名も無き者のパワーおよびタフネスは、場に出ているウィザードの数に等しい。
変異(2U)
アンコモン
Illus. Mark Tedin (100/350)

5
アバターの中では一番使えないと思われる。一応Morph付ではあるが・・・・飛行は???

Peer Pressure/周囲の圧力
(3U)
Sorcery
クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。あなたがほかのいずれのプレイヤーよりも多くそのタイプのクリーチャーをコントロールしているならば、あなたはそのタイプのすべてのクリーチャーのコントロールを得る。(この効果はターン終了時に終わらない。)
レア
Illus. Edward P. Beard, Jr. (101/350)

4
自分のほうにIllusionが山のようにいれば、1体くらいは分捕れるかもしれない。が、お勧めはしない。可能ならばIllusionを並べて「ゴルゴン」とか宣言してみたいものだ。

Psychic Trance/恍惚の精神
(2UU)
Instant
ターン終了時まで、あなたがコントロールするウィザードは、以下の能力を持つ。「(TAP):呪文1つを対象とし、それを打ち消す。」
レア
Illus. Rebecca Guay (102/350)

3
これもまたゲンナリな打ち消し呪文。《まごつき/Discombobulate(ONS)》ですら使うかどうか怪しいのに・・・。構築のWizardデッキにすら入らないであろう。せめて3マナくらいなら・・・。

Quicksilver Dragon/水銀のドラゴン
(4UU)
Creature - Dragon(ドラゴン)
5/5
飛行
(U):呪文1つを対象とする。それが水銀のドラゴンだけを対象とするならば、その呪文の対象を別のクリーチャーに変える。
変異(4U)
レア
Illus. Ron Spencer (103/350)

9
ファッティ飛行。オマケに死ににくい。とはいえこの環境では《残酷な蘇生/Cruel Revival(ONS)》(墓地のゾンビを対象に取る)や《本質の裂け目/Essence Fracture(ONS)》をかわせないことを覚えておこう。

Read the Runes/ルーンの解読
(XU)
Instant
カードをX枚引く。この方法で引いたカードそれぞれについて、パーマネントを1つ生け贄に捧げない限り、あなたの手札からカードを1枚捨てる。
レア
Illus. Alan Pollack (104/350)

6
限定戦でも使う機会を間違わなければそれなりの評価らしい。構築では後半に余った土地をドローに変えるか。とはいえ序盤は《入念な研究/Careful Study(OD)》に劣り、中盤は《打開/Breakthrough(TOR)》に劣る。値段相応の働きをしてくれるのだろうか・・・。追記:していないようです。

Reminisce/追憶
(2U)
Sorcery
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の墓地のカードをすべて加えた上でライブラリーを切り直す。
アンコモン
Illus. Bradley Williams (105/350)

4
ライブラリー時勝負に持ち込むのなら有効だが、はじめからそんな考えで作られたデッキが強いはずも無く。構築での青の墓地対策といったところか。《淀みの霧/Mist of Stagnation(JUD)》、といわれるとちょっとデッキが作りたくなってしまう一品。今なら《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》もあるし。

Riptide Biologist/激浪の生物学者
(1U)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/2
プロテクション(ビースト)
変異(2U)
コモン
Illus. Justin Sweet (106/350)

6
青の定番。これと《映像の造形者/Imagecrafter(ONS)》で序盤は乗り切ろう。一応Morphでもあるが、Morphコストが意外と高いので切迫しているときは素だしする可能性も高い。

Riptide Chronologist/激浪の年代学者
(3UU)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/3
(U),激浪の年代学者を生け贄に捧げる:あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つのクリーチャーをすべてアンタップする。
アンコモン
Illus. Roger Raupp (107/350)

4
重すぎ。なにやらコンボ臭が漂うが、微妙なところ。一応各種Lordを1ターンに2回起動できるけど。《スカークの炎の司令官/Skirk Fire Marshal(ONS)》の能力を2回起動して引き分けにでもしますかね??

Riptide Entrancer/激浪の幻惑者
(1UU)
Creature - Wizard(ウィザード)
1/1
激浪の幻惑者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは激浪の幻惑者を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、そのプレイヤーのコントロールするクリーチャー1体を対象とし、そのコントロールを得る。(この効果はターン終了時に終わらない。)
変異(UU)
レア
Illus. Scott Hampton (108/350)

7
一応この点数ではあるがあまり頼りにしたくは無い。召還酔い→アタック成功と2つの関門と計6マナを費やしてやっとこれか、という感じ。幸い青はコモンに攻撃を通しやすくするカードが多いのがやや救いではあるが。

Riptide Shapeshifter/激浪の多相の戦士
(3UU)
Creature - Shapeshifter(多相の戦士)
3/3
(2UU),激浪の多相の戦士を生け贄に捧げる:クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。あなたのライブラリーのカードを一番上から、選ばれたタイプのクリーチャー・カードが出るまで公開し続け、そのカードを場に出し、残りのカードをあなたのライブラリーに加えてあなたのライブラリーを切り直す。
アンコモン
Illus. Arnie Swekel (109/350)

7
これまた重くて涙がちょちょぎれる。でも、デッキ内にエンド級のクリーチャーを入れておけばほぼ確実に呼び出せるのが強み。ただ、限定戦でそのようなクリーチャーが取れるのか?そして計9マナを費やしている余裕があるのかは謎だ。まぁライブラリーから呼び出せるというのは、なかなか夢があってよいかも。

Rummaging Wizard/あさりまわるウィザード
(3U)
Creature - Wizard(ウィザード)
2/2
(2U):あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたの墓地に置いてもよい。
アンコモン
Illus. Jerry Tiritilli (110/350)

5
能力的には決して悪くは無い。中盤辺りでマターリとし始めたときなどに、じりじりとアドバンテージを重ねることができるだろう。とはいえ、4マナ2/2かよ・・・。

Sage Aven/エイヴンの賢人
(3U)
Creature - Bird Wizard(鳥・ウィザード)
1/3
飛行
エイヴンの賢人が場に出たとき、あなたのライブラリーのカードを上から4枚見て、そのあと、それらを好きな順番で元に戻す。
コモン
Iluus. Randy Gallegos (111/350)

6
どう考えても2マナ1/1の方が強く見えるが、ONの青はこれを使わざるを得ないだろう。ただし、青赤戦略になると堅いWizardとして少しだけ頼りになる。《うつろう爆発/Erratic Explosion(ONS)》とのシナジィでぶいぶい言わしてやれ。

Screaming Seahawk/鳴き叫ぶウミタカ
(4U)
Creature - Bird(鳥)
2/2
飛行
鳴き叫ぶウミタカが場に出たとき、あなたのライブラリーの中から、カード名が鳴き叫ぶウミタカであるカードを1枚選んで、それを公開し、あなたの手札に加えてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーを切り直す。
コモン
Illus. Heather Hudson (112/350)

6
5マナ重ー。といった感じだが、2枚取りできればまぁなんとか。5マナ溜まるまでに殴り殺されていなければそれなりの活躍はできるだろうが、緑の蜘蛛系をどうやって突破するのか。ONの飛行クリーチャーには課題が山積み。

Sea's Claim/海の要求
(U)
Enchant Land
エンチャントされている土地は島になる。
コモン
Illus. Alan Pollack (113/350)

3
悪い事は言わないから《流水の長魚/Slipstream Eel(ONS)》とのコンボは夢見ないほうがいい。こんなもののために割くカードスロットは無いはずだ。

Slipstream Eel/流水の長魚
(5UU)
Creature - Beast(ビースト)
6/6
流水の長魚は、防御側プレイヤーが島をコントロールしていない限り、攻撃に参加できない。
サイクリング(1U)
コモン
Illus. Mark Tedin (114/350)

6
重いけど、サイクリングが付いているので救われる。終盤は鉄壁だろう。青赤戦略、というか青絡みの戦略の中では意外に重要な働きをする。点数的には低いが、メイン入りが濃厚でもある良カード。

Spy Network/諜報網
(U)
Instant
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札と、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードと、そのプレイヤーがコントロールする裏向きクリーチャーを見る。あなたのライブラリーのカードを一番上から4枚見て、それらを好きな順番で元に戻す。
コモン
Illus. Ron Spears (115/350)

4
いろいろ見れてお得。趣味が合うなら入れてもいいかもしれないがお勧めはしない。これも《うつろう爆発/Erratic Explosion(ONS)》のお供に。

Standardize/標準化
(UU)
Instant
レジェンドでも壁でもないクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。すべてのクリーチャーのタイプは、ターン終了時まで選ばれたタイプになる。
レア
Illus. Justin Sweet (116/350)

4
残念ながら構築でのコンボ用だろう。にしても《人工進化/Artificial Evolution(ONS)》とキャラかぶってんナーと思うのは俺だけ?

Supreme Inquisitor/最高審問官
(3UU)
Creature - Wizard Lord(ウィザード・ロード)
1/3
あなたがコントロールするアンタップ状態のウィザードを5体タップする:プレイヤー1人を対象とし、そのライブラリーの中からカードを最大5枚捜して、それらをゲームから取り除く。そのあと、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
レア
Iluus. rk Post (117/350)

3
まぁ強いて使い道があるとすれば、構築でのWizardデッキでのエンドカード。限定戦では紙だろう。

Trade Secrets/企業秘密
(1UU)
Sorcery
対戦相手1人を対象とし、そのプレイヤーはカードを2枚引く。そのあと、あなたはカードを4枚まで引く。この対戦相手は、この作業をそのプレイヤーの好きなだけ繰り返してもよい。
レア
Illus. Ron Spears (118/350)

6
限定戦では何が起こるかわからないので、使わないことをおすすめする。が、構築戦ではサイカトグなど、それようにチューンしておけばいい働きが期待できそうだ。コンボデッキにも適していそう。要注目カードだ。

Trickery Charm/計略の魔除け
(U)
Instant
以下の3つから1つを選ぶ。
「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。」
「クリーチャー1体を対象とする。それのクリーチャー・タイプは、ターン終了時まであなたが選んだ1つのタイプになる。」
「あなたのライブラリーのカードを一番上から4枚見て、そのあと、それらを好きな順番でライブラリーの上に戻す。」
コモン
Illus. David Martin(119/350)

4
チャームの中でもとびっきりのダメポオーラを発している。2番目がかろうじて言及点か??それにしてもメイン入りするほどではない。

Voidmage Prodigy/非凡なる虚空魔道士
(UU)
Creature - Wizard(ウィザード)
2/1
(UU),ウィザードを1体生け贄に捧げる:呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
変異(U)
レア
Illus. Scott M. Fischer (120/350)

7
青の中では2マナ2/1と標準的なスペック。くわえて中盤以降に登場すると半ロックじみた動きとなる。とはいえ、青マナを大量に必要とする上にWizardを中心とした構成で序盤を耐えぬかねばならないが。素直に構築デッキに期待するとしよう。

Wheel and Deal/権謀術数
(3U)
Instant
好きな数の対戦相手を対象とする。それらのプレイヤーは手札をすべて捨て、そのあとカードを7枚引く。
カードを1枚引く。
レア
Illus. Alan Pollack (121/350)

3
限定戦では悪い事は言わないから使わないほうがいい。構築戦ではMegrimと併用するか、ライブラリーアウトを狙うデッキかのお供に。構築魂を刺激される一品である。

Words of Wind/気流の言葉
(2U)
Enchantment
(1):このターン、あなたが次にカードを引く場合、かわりに、各プレイヤーは、自分がコントロールするパーマネントを1つ、そのオーナーの手札に戻す。
レア
Illus. Eric Peterson (122/350)

3
限定戦では紙。構築では今のところEnchantlessデッキの締めが最有力か。


***黒***

Accursed Centaur/呪われたケンタウルス
(B)
Creature - Zombie Centaur(ゾンビ・ケンタウルス)
2/2
呪われたケンタウルスが場に出たとき、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
コモン
Illus. Jerry Tiritilli (123/350)

4
呪われすぎ。《キイェルドーの死者/Kjeldoran Dead(6E)》を見習って欲しい。

Anurid Murkdiver/アヌーリッドの濁り水潜り
(4BB)
Creature - Zombie Beast(ゾンビ・ビースト)
4/3
沼渡り
コモン
Illus. Dany Orizio (124/350)

6
重めだが、対黒にとってはエンドカードとなりうる。サイドボード発進でもかまわないが、デッキ内にファッティが必要なら少々物足りないではあるが採用もありだろう。シールドだとメイン入りさせてもいいと思われる。

Aphetto Dredging/アフェット式底ざらい
(3B)
Sorcery
あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つを持ち、かつあなたの墓地にあるクリーチャー・カードを最大3枚まで対象とする。それらをあなたの手札に戻す。
コモン
Illus. Monte Michael Moore (125/350)

7
はじめは評価低だったが、じりじりと評価を上げてきたカード。序盤では役立たずだが、中盤以降に炸裂するとかなりのアドバンテージをたたき出す。ON環境では思った以上に同種族で固められそうだ。レギオン以降の特にシールド戦で効果を発揮する。

Aphetto Vulture/アフェットの禿鷹
(4BB)
Creature - Zombie Bird(ゾンビ・鳥)
3/2
飛行
アフェットの禿鷹が場から墓地に置かれたとき、あなたは「あなたの墓地にあるゾンビ・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に戻す」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Tony Szczudlo (126/350)

8
重めだが、常にパワー3の飛行が場にとどまるということを考えると、それなりの使い勝手。もちろん自身をライブラリーのトップに戻すのだ。レギオンには《皮を剥ぐ者/Skinthinner(LGN)》や各種アンコモンゾンビという優秀カードが加わったので、ライブラリトップに戻すカードはよく考えてみよう。

Blackmail/脅迫状
(B)
Sorcery
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を3枚公開し、あなたはその中から1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
アンコモン
Illus. Christopher Moeller (127/350)

6
悪くは無いだろう。相手のカードが3枚になるまで待つのが吉。とはいえ構築戦での活躍のほうに期待したい。

Boneknitter/骨を組む者
(1B)
Creature - Zombie Cleric(ゾンビ・クレリック)
1/1
(1B):ゾンビ1体を対象とし、それを再生する。
変異(2B)
アンコモン
Illus. Pete Venters (128/350)

7
ある意味ゾンビロード(マスター?)。こちら側のゾンビが大幅に強化される。こいつに限ってはあまり変異で出す意味がないように感じられる。突然リジェネったって5マナもかかるし。がんばれば構築戦にだってお呼びがかかるかも。

Cabal Archon/陰謀団の執政官
(2B)
Creature - Cleric(クレリック)
2/2
(B),クレリックを1体生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
アンコモン
Illus. Pete Venters (129/350)

7
取れたクレリックの量によるだろうが、なかなかのやり手だと思われる。クレリックを3体ほど飛ばせばかなりのライフ差がつく。3マナ2/2というパフォーマンスも悪くは無い。構築での黒白クレリックのメインテーマとなりうるカードである。

Cabal Executioner/陰謀団の処刑人
(2BB)
Creature - Cleric(クレリック)
2/2
陰謀団の処刑人がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
変異(3BB)
アンコモン
Illus. Rebecca Guay (130/350)

6
能力は優秀ではあるが、いかんせんコストが重い。青の《狡猾な抜け道魔道士/Crafty Pathmage(ONS)》や《締めつける綱/Choking Tethers(ONS)》とのシナジーや畏怖能力があれば大暴れできるかもしれない。とりあえず変異で出すのが基本。

Cabal Slaver/陰謀団の奴隷商人
(2B)
Creature - Cleric(クレリック)
2/1
ゴブリンがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚捨てる。
アンコモン
Illus. Pete Venters (131/350)

5
「ゴブリンが」とあるので黒赤限定のカードであるが、はまったときの強さはなかなかのもの。とはいえ相手にゴブリンがいた場合こちらが死にそうになるのでなんとやら。まぁ使っては見たいカードである。

Chain of Smog/煙霧の連鎖
(1B)
Sorcery
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。そのプレイヤーは、この呪文のコピーをスタックに乗せ、そのコピーに新しい対象を選んでもよい。
アンコモン
Illus. Greg Staples (132/350)

6
限定戦ではイマイチっぽい。場が有利なときに使えばチェインされないかもしれないが、不利な状況を覆せるわけでもなく。むしろ構築戦での重ディスカードデッキに期待か。藁やインカーネションもいることだし。

Cover of Darkness/闇の覆い
(1B)
Enchantment
闇の覆いが場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選ばれたタイプのクリーチャーは畏怖を持つ。
レア
Illus. Kev Walker (133/350)

8
ON環境で畏怖能力は飛行能力より有用だ。なにより緑の重対空兵器を恐れなくていいし、黒には対戦相手にダメージを与えたときに悪さをするカードが大目だからだ。アタックに対応して《帰化/Naturalize(ONS)》されたりすることの無いように。

Crown of Suspicion/疑惑の冠
(1B)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、+2/-1の修正を受ける。
疑惑の冠を生け贄に捧げる:エンチャントされているクリーチャーと、それと同じクリーチャー・タイプを持つほかのクリーチャーは、ターン終了時まで+2/-1の修正を受ける。
コモン
Illus. Wayne England (134/350)

7
軽量お手軽除去。緑白青に対しては自身の畏怖クリーチャーを強化するような使い方もできる汎用カードでもある。ラストには擬似オーバーラン的な効果もあることだし、なかなか役に立つといえよう。特にやばめのシステムクリーチャーが多めのオンスロ環境では有用だ。相手のタフネス1のクリーチャーを一掃する場合は、つけるクリーチャーにタフネス2以上のものを選ぶこと。

Cruel Revival/残酷な蘇生
(4B)
Instant
ゾンビでないクリーチャー1体と、あなたの墓地にあるゾンビ・カードを最大1枚まで対象とする。そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。そのゾンビ・カードをあなたの手札に戻す。
コモン
Illus. Greg Staples (135/350)

8
環境内最優秀除去。やや重めなのが泣きだが、まぁカドバンテージにもつながるということで我慢しよう。墓地にゾンビカードがなくても打てるのでこれは覚えておこう。特殊な例として、墓地のゾンビカードを対称に取っていれば《水銀のドラゴン/Quicksilver Dragon(ONS)》を殺せたり、Meddleの対象にならなかったりする。環境内ではタッチ黒するだけの価値がある優秀カードだ。実質8.5点。

Death Match/デスマッチ
(3B)
Enchantment
クリーチャー1体が場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーはクリーチャー1体を対象とし、「それはターン終了時まで-3/-3の修正を受ける。」ことを選んでもよい。
レア
Illus. rk post (136/350)

7
微妙なカードではあるが、小粒のクリーチャーが大目のデッキならメイン投入もありうるだろう。その場合なかなか尖ったタイプの限定デッキになりそうである。緑のSymboricシリーズやトークンを生み出すカードと相性がいいだろう。面白そうなので構築でも何かできないか考えてみよう。もう一つ、-3/-3する能力はmayであるので選択可能だ。勘違いして自軍のクリーチャーを殺してしまわないように。

Death Pulse/死の脈動
(2BB)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで-4/-4の修正を受ける。
サイクリング(1BB)
あなたが死の脈動をサイクリングしたとき、あなたは「クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで-1/-1の修正を受ける」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Tony Szczudlo (137/350)

8
大抵の生物なら屠れる優秀除去。サイクリングで《苦悩/Afflict(OD)》になる。どちらで使っても優秀なことには変わりない。

Dirge of Dread/戦慄の葬送歌
(2B)
Sorcery
すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで畏怖を持つ。
サイクリング(1B)
あなたが戦慄の葬送歌をサイクリングしたとき、あなたは「クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで畏怖を持つ」ことを選んでもよい。
コモン
Illus. Heather Hudson (138/350)

7
まぁ趣味にもよるが、サイクリング能力の汎用性を買ってこの点数。黒には特に対戦相手にダメージを与えたときに悪さをするカードが多いのでやっぱり有用なのかもしれない。追記、最近になってはかなりの高評価を得ているようだ。膠着しやすいゲーム環境に加えてサイクリング能力、ということか。

Disciple of Malice/敵意の信奉者
(1B)
Creature - Cleric(クレリック)
1/2
プロテクション(白)
サイクリング(2)
コモン
Illus. Matt Cavotta (139/350)

6
相手が白でもサイクリング、が合言葉。とはいえクレリックデッキならクレリックの頭数もそろえられるし、割と汎用力のあるいいカードかもしれない。プロ白が決定的な要素となる場面もあるだろう。

Doomed Necromancer/宿命のネクロマンサー
(2B)
Creature - Cleric Mercenary(クレリック・傭兵)
2/2
(B),(TAP),宿命のネクロマンサーを生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを場に戻す。
レア
Illus. Mark Brill (140/350)

7
リアにメーター。まぁ3マナ2/2というパフォーマンスもぎりぎり合格ラインだし、取れたら入れて置いて損は無いだろう。2体いればぐるんぐるんまわすことができる。だから何?といわれればそれまでだが。

Ebonblade Reaper/漆黒の刃の死神
(2B)
Creature - Cleric(クレリック)
1/1
漆黒の刃の死神が攻撃に参加するたび、あなたはライフの半分(端数切り上げ)を失う。
漆黒の刃の死神がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはライフの半分(端数切り上げ)を失う。
変異(3BB)
レア
Illus. Wayne England (141/350)

5
面白い能力なのだが、変異コストが重すぎ。とりあえずMorphで出しといて間違って攻撃が通ったら・・・くらいのボーナスくらいに考えておこう。構築での働きに期待したいところだが、なんにしろMorphコストの重さがネック。惜しい逸材だ。

Endemic Plague/風土病
(3B)
Sorcery
風土病をプレイするための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げられたクリーチャーと同じタイプを持つクリーチャーを、すべて破壊する。それは再生できない。
レア
Illus. Nelson DeCastro (142/350)

6
同系対策というには自虐的だし、ここは青のIllusionとのシナジーに期待しよう。一応除去ではあるが、使用条件が厳しすぎる。

Entrails Feaster/臓物にかぶりつく者
(B)
Creature - Zombie Cat(ゾンビ・猫)
1/1
あなたのアップキープの開始時に、あなたは墓地にあるクリーチャー・カードを1枚ゲームから取り除いてもよい。そうしたなら、臓物にかぶりつく者の上に+1/+1カウンターを1個置く。そうしなかったなら、内臓食らいをタップする。
レア
Illus. John Matson 143/350

6
1ターン目に出してジーっと寝かせていると中盤辺りで5/5くらいになるかもしれない。構築でのインカーネーション対策やブレイズデッキでの活躍が期待されているが、果たしてどうだろうか??

Fade from Memory/記憶の彼方
(B)
Instant
墓地にあるカード1枚を対象とし、それをゲームから取り除く。
サイクリング(B)
アンコモン
Illus. David Martin (144/350)

4
OD環境ならともかく、ON環境ではさほど墓地対策に腐心しなくとも大丈夫だろう。構築で使うにしてもODのフラッシュバック付のほうが有用っぽい。

Fallen Cleric/堕ちたる僧侶
(4B)
Creature - Zombie Cleric(ゾンビ・クレリック)
4/2
プロテクション(クレリック)
変異(4B)
コモン
Illus. Dave Dorman (145/350)

6
重くて泣けてくるが、定番の中量級ということで使わざるを得ないだろう。特定の白のアーキタイプに対してはそこそこ威力を発揮するため、悪くは無い。とはいえ、Morph解除後もタフネス2というのは少々寂しいものがある。

False Cure/偽りの治療
(BB)
Instant
ターン終了時まで、プレイヤーがライフを得るたび、そのプレイヤーは得たライフ1点につき2点のライフを失う。
レア
Illus. Bradley Williams (146/350)

3
限定戦で使うことは皆無だろう。構築戦での活躍に期待したいところだが、今のところ有力なのは《ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion(TOR)》とのシナジー程度か?

Feeding Frenzy/餌の取り合い
(2B)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで-X/-Xの修正を受ける。Xは場に出ているゾンビの数である。
アンコモン
Illus. Nelson DeCastro (147/350)

7
不確定除去。まぁ3マナでインスタントということで多少は評価か。自軍の取れたゾンビの数と相談なのは言うまでも無い。もしくは青のMistformか。追記:レギオン以降の環境では限定戦でもかなりの数のゾンビを集めることができそうだ。序盤にとって置いたこのカードがキーとなることも十分考えられる。黒をやるなら一応抑えておこう。

Festering Goblin/ただれたゴブリン
(B)
Creature - Zombie Goblin(ゾンビ・ゴブリン)
1/1
ただれたゴブリンが場から墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで-1/-1の修正を受ける。
コモン
Illus. Thomas M. Baxa (148/350)

7
マナカーブを構成する上で必要な1/1というだけでなく、そこそこの能力をかねそえている。ON環境の最優秀1マナ1/1といえるだろう。相手も2/2クラスでブロックするのはためらわれると思われるので、1ターン目に出れば4,5点のライフを削れそうな勢いだ。構築の黒赤ゾンビ、もしくはゴブリンデッキにも期待だ。レギオンにもこれを越える1マナクリーチャーはいない。

Frightshroud Courier/恐怖布の急使
(2B)
Creature - Zombie(ゾンビ)
2/1
あなたは、自分のアンタップ・ステップに恐怖布の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2B),(TAP):ゾンビ1体を対象とする。それは、恐怖布の急使がタップ状態である限り、+2/+2の修正を受けるとともに畏怖を持つ。
アンコモン
Illus. Ron Spears (149/350)

7
畏怖能力を与える能力は重要だ。くわえて黒特有の対戦相手に攻撃が通ったら系能力の攻撃が通りやすくなる。+2/+2というのもなかなかの魅力だ。能力を与えたあとにillusionなどの力によってゾンビではなくなっても修正はついたままである。

Gangrenous Goliath/壊疽の大巨人
(3BB)
Creature - Zombie Giant(ゾンビ・巨人)
4/4
あなたがコントロールするアンタップ状態のクレリックを3体タップする:あなたの墓地にある壊疽の大巨人を、そのオーナーの手札に戻す。
レア
Illus. Justin Sweet (150/350)

8
普通の中量級ファッティ。黒には必要なパフォーマンスだ。戻ってくる能力はオマケみたいなものではあるが、ないよりはマシだ。ただ、フレッシュパックからこれが出てくるとゲンナリする。

Gluttonous Zombie/暴食するゾンビ
(4B)
Creature - Zombie(ゾンビ)
3/3
畏怖
アンコモン
Illus. Thomas M. Baxa (151/350)

7
黒のエンドカード。止まらない3/3は脅威以外の何者でもない。見かけたらありがたくいただいておこう。

Gravespawn Sovereign/墓地生まれの君主
(4BB)
Creature - Zombie Lord(ゾンビ・ロード)
3/3
あなたがコントロールするアンタップ状態のゾンビを5体タップする:墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロールの下で場に出す。
陰謀団はそれを作る上で、それ自身が自分の奴隷を作るなどとはまったく予期していなかった。
レア
Illus. Adam Rex (152/350)

6
能力はともかく6マナ3/3ではややものたりない。とはいえ、毎ターン能力を起動できるようになれば、限定戦では神となれるか!?にしてもゾンビ5体はいささか無理があるように見える。

Grinning Demon/にやにや笑いの悪魔
(2BB)
Creature - Demon(デーモン)
6/6
あなたのアップキープの開始時に、あなたは2点のライフを失う。
変異(2BB)
悲鳴の香りを吸い込む者。
レア
Illus. Mark Zug (153/350)

7
パフォーマンスを評価すれば8点クラスなのだろうが、やはり限定戦ならではのデメリットを加味してこの点数。《平和な心/Pacifism(ONS)》や《砂の皮膚/Sandskin(ONS)》を張られると負け確定である。他にも適当にチャンプブロックされてるだけでも結構な痛手になりうる。自身の運に自信があるなら積極的に採用してみよう。とはいえ決して弱いカードではない。

Haunted Cadaver/憑依された死者
(3B)
Creature - Zombie(ゾンビ)
2/2
憑依された死者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは憑依された死者を生け贄に捧げてもよい。 そうしたなら、そのプレイヤーは自分の手札からカードを3枚捨てる。
変異(1B)
コモン
Illus. Randy Gallegos (154/350)

7
Morphコストが軽く、黒の主力。こいつの存在のせいで、黒のMorphを本体に通したがらないという人が多いだろう。もちろん本体に通ったら即座に能力を起動しよう。ただし、表になってかつ戦闘ダメージがスタックにあるときに除去されると、能力は誘発しない点に注意。

Head Games/頭脳いじり
(3BB)
Sorcery
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札のカードを自分のライブラリーの一番上に置く。あなたはそのプレイヤーのライブラリーの中から同じ数だけのカードを捜す。そのプレイヤーは、それらのカードを手札に加え、そのあと、自分のライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Terese Nielsen (155/350)

7
重さはそれなりだが、ほぼ全ディスカードに等しいのでそれなりのアドバンテージは期待できるだろう。構築では《精神ヘドロ/Mind Sludge(TOR)》に軍配が上がりそうだが、2色デッキならこいつの出番があるかもしれない。

Headhunter/首を狩る者
(1B)
Creature - Cleric(クレリック)
1/1
首を狩る者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚捨てる。
変異(B)
アンコモン
Illus. Matt Cavotta (156/350)

6
ちびスペクター。決して悪くは無い。相手が重そうな構成だったら2ターン目にさっさと出して殴るといいし、中盤を過ぎてからだったらMorphで出して様子をうかがおう。畏怖系の能力がつくとお得なのだが。構築でもクレリックビートダウン系のアーキタイプでの採用が期待できるだろう。

Infest/蔓延
(1BB)
Sorcery
すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで-2/-2の修正を受ける。
この悪の跳梁はフェイジが招いたものだ。そして、それはきっと彼女自身に返ってくる。 - 天使の復讐者、アクローマ
アンコモン
Illus. Ben Thompson (157/350)

8
Morphクリーチャーが2/2である以上、その未来を約束されたカード。実質8.5点はあるだろう。黒の中ではほとんど最優先して取る価値がありそうだ。実際には殺せないクリーチャーもいるので、他のダメージ元などと併用してうまく立ち回ろう。構築戦でももしかしたらお呼びがかかるかもしれない。

Misery Charm/苦難の魔除け
(B)
Instant
以下の3つから1つを選ぶ。
「クレリック1体を対象とし、それを破壊する。」
「あなたの墓地にあるクレリック・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。」
「プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーは2点のライフを失う。」
コモン
Illus. David Martin (158/350)

5
やや物足りないが、白メタ、もしくは青のIllusionとのシナジーで活躍することが見込める。3番目の能力を頼んでメイン入りさせることだけはやめたほうがいいだろう。

Nantuko Husk/ナントゥーコの鞘虫
(2B)
Creature - Zombie Insect(ゾンビ・昆虫)
2/2
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:ナントゥーコの鞘虫は、ターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。
コモン
Illus. Carl Critchlow (159/350)

8
コモンの最優秀クリーチャー。感覚的には《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》に近い。これが2,3枚取れた黒はかなりの強さを誇るだろう。ゾンビであるのも魅力だし、特定のクリーチャーをサクれるので構築での《定員過剰の墓地/Oversold Cemetery(ONS)》デッキでの活躍も期待される。ナイトメアとの相性も抜群だ。限定戦では緑のSymboicシリーズとの相性がよいだろう。

Oversold Cemetery/定員過剰の墓地
(1B)
Enchantment
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地に4枚以上のクリーチャー・カードがあるならば、あなたは「あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す」ことを選んでもよい。
レア
Illus. Thomas M. Baxa (160/350)

9
序盤を過ぎると圧倒的なパフォーマンスをたたき出す。特に自身をサクって何かをする系のクリーチャーとは相性がいいし、単にこちらのキークリーチャーが死ななくなるというだけでも十分ありがたい。その能力は自身が2マナという軽さもあいまって、構築戦でも十分に発揮されるだろう。隠れた黒のトップレアという話もある。

Patriarch's Bidding/総帥の召集
(3BB)
Sorcery
各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つずつ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にある、この方法で選ばれたタイプのクリーチャー・カードをすべて、自分の手札に戻す。
レア
Illus. Ben Thompson (161/350)

4
相手にもアドバンテージがわたってしまうので微妙なカード。構築戦での活躍のほうが期待できそうだが、あまり構築魂を刺激してくれないような気もする。いまどきのスタンダードなら《汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled(JUD)》で十分だろう。

Profane Prayers/不敬の祈り
(2BB)
Sorcery
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。不敬の祈りはそれにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。Xは場に出ているクレリックの数である。
コモン
Illus. Alan Pollack (162/350)

7
これもまた微妙な不確定除去。・・ではあったんだが、ちゃんとしたクレリックデッキに組み込まれるとなかなかのもの。中盤くらいで抑えておく価値はある。とくにレギオンで優秀なクレリックを得ているのはでかい。

Prowling Pangolin/うろつくセンザンコウ
(3BB)
Creature - Beast(ビースト)
6/5
うろつくセンザンコウが場に出たとき、各プレイヤーはクリーチャーを2体生け贄に捧げてもよい。いずれかのプレイヤーがそうしたなら、うろつくセンザンコウを生け贄に捧げる。
アンコモン
Illus. Heather Hudson (163/350)

8
でかい。黒のファッティ。相手にゴミクリーチャー2体をさくられてしまうとそれまでではあるが。それはそれでいいか。黒には必要なサイズであるのでありがたくいただいておこう。

Rotlung Reanimator/腐れ肺の再生術師
(2B)
Creature - Zombie Cleric(ゾンビ・クレリック)
2/2
腐れ肺の再生術師か、ほかのクレリックが場から墓地に置かれたとき、2/2の黒のゾンビクリーチャー・トークン1個を場に出す。
レア
Illus. Thomas M. Baxa (164/350)

8
昔の暗影シリーズを強化したような使い勝手。普通に使っていても普通に強いが、構築で黒白クレリックの《陰謀団の執政官/Cabal Archon(ONS)》とのシナジーに期待したい。ラスゴを打たれたときにはちゃんとラスゴ後にゾンビトークンが現れるのでご安心を。仮にこいつを3体コントロールしていればラスゴ後には9体のゾンビが出現する。

Screeching Buzzard/金切り声のノスリ
(3B)
Creature - Bird(鳥)
2/2
飛行
金切り声のノスリが場から墓地に置かれたとき、各対戦相手は、自分の手札からカードを1枚捨てる。
コモン
Illus. Heather Hudson (165/350)

7
普通の2/2飛行。やや物足りないが、相手としては出されるのを嫌がるだろう。Goodクリーチャーといえる。

Severed Legion/切り刻まれた軍勢
(1BB)
Creature - Zombie(ゾンビ)
2/2
畏怖
コモン
Illus. Dany Orizio (166/350)

7
黒の主力。ON環境は緑の重対空兵器のせいで飛行の存在意義がやや薄い。取って代わるのがこのFear付だ。たくさん並べて殴りまくってやろう。

Shade's Breath/影の息
(1B)
Instant
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは黒になるとともに、クリーチャー・タイプはシェイドとなり、以下の能力を持つ。「(B):このクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。」
アンコモン
Illus. Franz Vohwinkel (167/350)

5
微妙な感じのカードだが、フィニッシュかびっくりパンプアップに使用するのだろう。とはいえ、それだけの黒マナを供給できるものなのか疑問である。変な《巨大化/Giant Growth(6E)》みたいな。

Shepherd of Rot/腐敗を導く者
(1B)
Creature - Zombie Cleric(ゾンビ・クレリック)
1/1
(TAP):すべてのプレイヤーは、場に出ているゾンビ1体につき1点のライフを失う。
コモン
Illus. Greg Staples (168/350)

5
限定戦でははっきりいって使わないほうがいい。自分も相手も同じだけライフを失うのでアドバンテージにつながらないからだ。この能力はむしろ構築戦でこそ生きるだろう。超高速ゾンビビートダウンのアーキタイプではこのルーズライフ能力は魅力的だ。

Silent Specter/沈黙の死霊
(4BB)
Creature - Specter(スペクター)
4/4
飛行
沈黙の死霊がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札からカードを2枚捨てる。
変異(3BB)
レア
Illus. Daren Bader (169/350)

9
4/4飛行はやや中途半端な能力ではあるが、それでも爆弾級には違いない。9点とはいえ実質8.5クラスかもしれないが、初手に値するだろう。Morph経由で1ターン早く出すのが基本だろうが、相手に軽除去が備わっていそうな場合は、複数のMorphに紛れ込むか6マナ溜まるまで我慢すること。構築ではMorphデッキに入るかナーといったところ。

Smother/燻し
(1B)
Instant
点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
アンコモン
Illus.Carl Critchlow(170/350)

8
構築では今のメタを反映した最優秀除去。サイカや《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》、WurmトークンといったOD環境の猛者たちを軒並み葬ることができる。もちろん限定戦でも有用ではあるが、《虫つぶし/Swat(ONS)》の上位バージョン程度の認識でよいかもしれない。この環境では《残酷な蘇生/Cruel Revival(ONS)》の方が上だ。

Soulless One/魂無き者
(3B)
Creature - Zombie Avatar(ゾンビ・アバター)
*/*
魂無き者のパワーおよびタフネスは、それぞれ場に出ているゾンビの数に、すべての墓地にあるゾンビ・カードを加えたものに等しい。
アンコモン
Illus. Thomas M. Baxa (171/350)

7
墓地のゾンビの数も数えてくれるため、他のアバターよりもサイズはでかくなりそうだ。そのかわり特殊能力は一切無し。もちろん自軍のゾンビの量と相談だがわりと使い勝手はいいだろう。

Spined Basher/針刺の殴り獣
(2B)
Creature - Zombie Beast(ゾンビ・ビースト)
3/1
変異(2B)
コモン
Illus. Thomas M. Baxa (172/350)

6
Solidカード。確実に殴れそうな環境ならば3/1で出すこともありうるだろうが、やはりMorphで出して他のMorphとのかく乱作戦を狙おう。こいつ相手に貴重な《ショック/Shock(ONS)》や《虫つぶし/Swat(ONS)》をつかってくれればそれはそれでありがたい。相手クリーチャーとぶつかったりしない限りMorphのままでいるのが正しい使い方だろう。

Strongarm Tactics/力ずくの戦略
(1B)
Sorcery
各プレイヤーは、自分の手札からカードを1枚捨てる。そのあと、この方法でクリーチャー・カードを捨てなかったプレイヤーは4点のライフを失う。
レア
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (173/350)

3
自分もアドバンテージを失うが、2マナ4点火力となりうる可能性を秘めている。はっきりいって限定戦ではゴミだ。構築戦でも使いどころは限られてくるが・・・パーミタイプのデッキ相手への火力とするか、自身がハンデスタイプの際の締めの火力とするか。うーん、やや物足りない・・。

Swat/虫つぶし
(1BB)
Instant
パワーが2以下のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
サイクリング(2)
コモン
Illus. rk post (174/350)

8
Solid除去である。安定してMorphがつぶせるだけで再録された価値はあるだろう。一応サイクリングがついてはいるが、いつか役に立つときが来るはずなので我慢して取っておいたほうが良いことが多いだろう。

Syphon Mind/吸心
(3B)
Sorcery
ほかの各プレイヤーは、自分の手札からカードを1枚捨てる。あなたは、この方法で捨てられたカード1枚につき、カードを1枚引く。
コモン
Illus. Jeff Easley (175/350)

3
他の評価でも謳われているとおりクズである。こんなカードは決してメイン入りさせないように。

Syphon Soul/吸魂
(2B)
Sorcery
吸魂は、ほかの各プレイヤーにそれぞれ2点のダメージを与える。あなたは、この方法で与えられたダメージと同じ値のライフを得る。
コモン
Illus. Ron Spears (176/350)

3
このカードも限りなくクズに近い。エンペラー戦等での活躍にわずかな期待を寄せておこう。

Thrashing Mudspawn/のたうつ汚泥獣
(3BB)
Creature - Beast(ビースト)
4/4
のたうつ汚泥獣がダメージを与えられるたび、あなたは同じ値のライフを失う。
変異(1BB)
アンコモン
Illus. Thomas M. Baxa (177/350)

7
デメリットが痛そうでとても使い物にならなさそうだが、実は黒にとってこのサイズは必要なのである。とりあえずMorphで出すところから初めて、使いどころを間違えないでMorphを解除しよう。構築戦ではなつかしのFleshReaverを知っていると悲しくて使う気がしなくなってしまう。

Undead Gladiator/アンデッドの剣闘士
(1BB)
Creature - Zombie Barbarian(ゾンビ・バーバリアン)
3/1
(1B),あなたの手札からカードを1枚捨てる:あなたの墓地にあるアンデッドの剣闘士をあなたの手札に戻す。この能力はあなたのアップキープの間にしかプレイできない。
サイクリング(1B)
レア
Illus. Jeff Easley (178/350)

8
何気なスーパーカード。死なない3/1にくわえて、後半戦では全てのカードに2BB:サイクリングという能力がつく。構築戦での活躍にも期待したい。

Visara, the Dreadful/戦慄をなす者ヴィザラ
(3BBB)
Creature - Gorgon Legend(ゴルゴン・レジェンド)
5/5
飛行
(TAP):クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
レア
Illus. Kev Walker(179/350)

10
どこをとっても完璧なクリーチャー。あらゆるクリーチャーを破壊し、自身もフィニッシャーとなれるサイズでしかも飛行。しかも6マナというのは決して夢の値ではない。色拘束が強いのが欠点といえるが、裏を返せばそれ以外に欠点らしきものは見当たらない。構築でも黒単のフィニッシャー足りうるだろうか??

Walking Desecration/歩き回る冒涜者
(2B)
Creature - Zombie(ゾンビ)
1/1
(B),(TAP):あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つを持つクリーチャーは、このターン、可能ならば攻撃に参加する。
アンコモン
Illus. Daren Bader (180/350)

5
一風変わったカードだが、相手のシステムクリーチャーの能力起動のタイミングを阻害できる。また変な常在型能力を持つ軽量クリーチャーの除去にもなりうる。とはいえ、やや使用状況が限定されすぎているので使い方が難しいのが難か。

Withering Hex/萎縮の呪詛
(B)
Enchant Creature
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、萎縮の呪詛の上に疫病(Plague)カウンターを1個置く。
エンチャントされているクリーチャーは、萎縮の呪詛の上にある疫病カウンター1個につき、-1/-1の修正を受ける。
アンコモン
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (181/350)

3
迂遠な除去。さすがにこれは使えるとは思えない。構築でのサイクリングをテーマにしたデッキでも・・・やはりつかえるとは思えない。クズといえるだろう。

Words of Waste/荒廃の言葉
(2B)
Enchantment
(1):このターン、次にあなたがカードを引く場合、かわりに、各対戦相手は自分の手札からカードを1枚捨てる。
レア
Illus. Jerry Tiritilli (182/350)

4
これもほとんど限定戦では使う価値が無い。構築戦では、がんばればロックの材料となる可能性があるので、そちらでの活躍に期待しよう。

Wretched Anurid/卑劣なアヌーリッド
(1B)
Creature - Zombie Beast(ゾンビ・ビースト)
3/3
ほかのクリーチャーが場に出るたび、あなたは1点のライフを失う。
コモン
Illus. Glen Angus (183/350)

7
黒の主力級カードであるが、呪いを持っており時たま蝕み殺されることがある。特に《平和な心/Pacifism(ONS)》等張られたときは涙がとまらないだろう。何があってもアタックする。そういう使い方が正しい。むしろ構築でのゾンビビートダウン系での活躍に期待だ。


***赤***

AEther Charge/霊気の突進
(4R)
Enchantment
ビーストがあなたのコントロールの下で場に出るたび、あなたは「対戦相手1人を対象とし、そのビーストはそのプレイヤーに4点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Mark Brill (184/350)

6
重いのと他のカードに依存しているのが難点だが、ハマると膨大なダメージをたたき出す。ビーストというと緑を思い出すが、黒のコモンには2,3マナ域で使い勝手のあるビーストが多い。その辺も考慮してみよう。構築でのコンボにも期待だ。

Aggravated Assault/追い討ち
(2R)
Enchantment
(3RR):あなたがコントロールするクリーチャーをすべてアンタップする。このフェイズのあとに、追加の戦闘フェイズと、追加のメイン・フェイズを行う。この能力は、あなたがソーサリーをプレイできるときにしかプレイできない。
レア
Illus. Greg Staples (185/350)

5
起動コストがやや重いのが欠点だが自身のプレイコストは比較的安い。これは構築でのコンボに期待が持てるということだ。ただ限定戦では場の制圧に貢献するわけでもなし、使わないほうが賢明だろう。強いて言えばタップ能力クリーチャーの再使用であるが、どうだろう?

Airdrop Condor/投げ落とすコンドル
(4R)
Creature - Bird(鳥)
2/2
飛行
(1R),ゴブリンを1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ落とすコンドルは、生け贄に捧げられたゴブリンのパワーに等しい値のダメージを、それに与える。
アンコモン
Illus. Glen Angus (186/350)

8
腐っても2/2飛行であるのと、繰り返しのダメージ元ということで評価。ゴブリンをパンプアップする手段があればかなりの効果を発揮するだろう。タップも必要としないので気軽に能力を起動できるのもGood。こいつがゴブリンをぶんぶん投げているところを想像するとほほえましいものがある。

Avarax/アヴァラックス
(3RR)
Creature - Beast(ビースト)
3/3
速攻
アヴァラックスが場に出たとき、あなたは自分のライブラリーからカード名がアヴァラックスであるカードを1枚捜して、それを公開し、自分の手札に加えてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーを切り直す。
アンコモン
Illus. Greg Staples (187/350)

7
やや重いが、割と有能なクリーチャー。火を噴くことができるので、適切なブロッカーに阻まれなければかなりのダメージが期待できるだろう。くわえて2枚以上取れていればカドバンテージの取得にもなりお得。考えてみれば、5マナ3/3で能力3つとはなんとも贅沢なクリーチャーだ。

Battering Craghorn/乱打する岩角獣
(2RR)
Creature - Beast(ビースト)
3/1
先制攻撃
変異(1RR)
コモン
Illus. Matt Cavotta (188/350)

7
赤の主力。赤のMorphはこいつとSkirkCommandの2拓となる。相手としては非常に厄介な存在といえるだろう。特に先行を取った場合にMorph召還からアタックにつなぐと、ブロックすべきなのか通すべきなのか深刻な問題となる。他のMorphとのシナジーによる情報かく乱という意味において、オンスロ環境の鏡とも言うべき存在である。3/1先制攻撃は環境内ではそこそこ有用であるし、大いに活用しよう。

Blistering Firecat/焦熱の火猫
(1RRR)
Creature - Cat(猫)
7/1
トランプル、速攻
ターン終了時に、焦熱の火猫を生け贄に捧げる。
変異(RR)
レア
Illus.Arnie Swekel(189/350)

7
強いクリーチャーであるが場を制圧できるわけでも何かを除去できるわけでもない。要は効率のいい本体火力なのだ。ファーストピックの価値は無い。これを9点などと評価してるサイトがあまりに多く、何が9点なのかと小一時間問い詰めたいくらいである。むしろブロックして相手の巨大クリーチャーを屠るという使い方のほうが多いかも。

Break Open/こじ開け
(1R)
Instant
対戦相手がコントロールする裏向きのクリーチャー1体を対象とし、それを表向きにする。
コモン
Illus. Alex Horley-Orlandelli (190/350)

3
白の能力などでMorphの正体がわかっているならともかく、そうでないなら悪いこといわないからやめておいたほうがいい。自分のMorphに使うことができるのなら激つよなんだが、そうもいかず。というか正直存在意義がわからない。

Brightstone Ritual/輝石の儀式
(R)
Instant
あなたのマナ・プールに、場に出ているゴブリン1体につき(R)を加える。
コモン
Illus. Wayne England (191/350)

3
限定戦では瞬間的なマナブースとにさしたる意味はない。構築戦での変なコンボに期待だ。

Butcher Orgg/解体するオーグ
(4RRR)
Creature - Orgg(オーグ)
6/6
あなたは、解体するオーグが与える戦闘ダメージを、防御側プレイヤーと、そのプレイヤーがコントロールする好きな数のクリーチャーとの組み合わせに、好きな割合で割り振ってよい。(プレイヤーやクリーチャーだけに割り振ってもよい。)
レア
Illus. Kev Walker (192/350)

9
やばめの能力。毎ターン《激発/Violent Eruption(TOR)》を打たれるようなものである。こんなのだされたらひとたまりも無いだろう。色拘束が問題ではあるが、ON環境内でも屈指のエンドカードである。

Chain of Plasma/プラズマの連鎖
(1R)
Instant
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象にする。プラズマの連鎖は、それに3点のダメージを与える。そのあと、そのプレイヤーかクリーチャーのコントローラーは、自分の手札からカードを1枚捨ててもよい。そのプレイヤーはそうしたなら、この呪文のコピーをスタックに置き、このコピーのために新しい対象を選んでよい。
アンコモン
Illus. Gary Ruddell (193/350)

7
評価が難しいチェインスペル。通常は使うと場のクリーチャーが一掃されることになりそうだ。とはいえ、使いどころを間違わない限り優秀な火力にはまちがいない。構築でも使われる可能性はあるだろう。とりあえず《癇しゃく/Fiery Temper(TOR)》とセットで。レギオン以降だと《意志を曲げる者/Willbender(LGN)》と一緒に使うと面白かもしれない。

Charging Slateback/突進する石背獣
(4R)
Creature - Beast(ビースト)
4/3
突進する石背獣は、ブロックに参加できない。
変異(4R)
コモン
Illus. Mark Tedin (194/350)

6
点数自体は低いが、お役立ち度ではそこそこだ。取れたならメイン入りできる力は持ってるだろう。何より赤いMorphというだけで《スカークの猛士/Skirk Commando(ONS)》の影がちらつくのである。とりあえずタフネスもMorph時から1あがるし、パワー4は侮れないものがある。中量級ファッティとして必要な要素は全て兼ねそえているといえよう。

Commando Raid/猛士の襲撃
(2R)
Instant
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで、以下の能力を持つ。「このクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき、あなたは『そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このクリーチャーは、自分のパワーに等しい値のダメージを、それに与える』ことを選んでもよい。」
アンコモン
Illus. Ron Spencer (195/350)

6
なんとも迂遠な除去カードである。まず必要なときに打てないというのが最大の難点。ソーサリーよりも使用状況が限られている。万が一《ショック/Shock(ONS)》などの基本除去が取れなかったときには使わざるを得ないのだろうが、できるならば頼りにしたくは無いものである。

Crown of Fury/憤怒の冠
(1R)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、+1/+0の修正を受けるとともに先制攻撃を持つ。
憤怒の冠を生け贄に捧げる:エンチャントされているクリーチャーと、それと同じクリーチャー・タイプを持つほかのクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修正を受けるとともに先制攻撃を持つ。
コモン
Illus. Bradley Williams (196/350)

7
けっこう立つ強化エンチャント。特にMorphについただけでパワー3先制攻撃となり、大半の序盤クリーチャーに打ち勝てる。また、《スカークの猛士/Skirk Commando(ONS)》に代表される本体に通ったら系のクリーチャーとの相性もよく、攻撃しつつも残った同種族のクリーチャーに先制攻撃をつけられることで攻防一体の働きをする。入れすぎは禁物だが、上手に使用すれば役に立ってくれるだろう。レギオン以降では挑発の能力とセットで使うことですばらしい働きが期待できるだろう。

Custody Battle/権利争い
(1R)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、以下の能力を持つ。「あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人を対象とする。あなたが土地を1つ生け贄に捧げない限り、そのプレイヤーはこのクリーチャーをコントロールする。」
アンコモン
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (197/350)

5
わけのわからない赤にありがちなカード。要は一つのクリーチャーがお互いの間を行ったり来たりするわけだ。いやなデメリットを持つクリーチャーを渡したり等、構築戦でのわけのわからない使い方に期待しよう。

Dragon Roost/ドラゴンの休息地
(4RR)
Enchantment
(5RR):飛行を持つ5/5の赤のドラゴン(Dragon)クリーチャー・トークンを1個場に出す。
レア
Illus. Luca Zontini (198/350)

9
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》発生装置。重いのがミソだが、回り始めると勝利は間近といえるだろう。もちろん序盤は紙カードなのでデッキ自体が長期戦仕様になっているか、またはマナブーストを心がけるかなど、多少の工夫は必要かもしれない。構築ではさすがに重過ぎと思われるが、こういう大味なカードは構築戦ならではの使い方でまわしてみたいものだ。

Dwarven Blastminer/ドワーフの爆風掘り
(1R)
Creature - Dwarf(ドワーフ)
1/1
(2R),(TAP):特殊地形1つを対象とし、それを破壊する。
変異(R)
アンコモン
Illus. Gary Ruddell (199/350)

5
Morphを持っているというだけで無駄にならないクリーチャー。ON環境には能力もちの土地代わりと多いので、保険の意味でこの3マナ2/2を採用するのも悪くは無い。いざというときにだけ裏帰ればいいのだ。《スカークの猛士/Skirk Commando(ONS)》の振りをしてはったりアタックをかますのもいいだろう。

Embermage Goblin/燃えさし魔道ゴブリン
(3R)
Creature - Goblin Wizard(ゴブリン・ウィザード)
1/1
燃えさし魔道ゴブリンが場に出たとき、あなたは自分のライブラリーの中から、カード名が燃えさし魔道ゴブリンであるカードを1枚捜し、それを公開して自分の手札に加えてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーを切り直す。
(TAP):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、燃えさし魔道ゴブリンはそれに1点のダメージを与える。
アンコモン
Illus. Pete Venters (200/350)

7
とりあえず重めのピンガー。ところがこれが2体以上取れるとほとんどエンド級のカードに早代わりする。いまどきの環境ならON×3なわけだし、狙って早めに抑えてもいいかもしれない。追記:もちろんレギオンの加入によってやや点数は下がるか。一応ここでつけているのは単体での点数なので。

Erratic Explosion/うつろう爆発
(2R)
Sorcery
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたのライブラリーのカードを一番上から、土地でないカードが出るまで公開する。うつろう爆発は、そのクリーチャーかプレイヤーに、そのカードの点数で見たマナ・コストの値に等しいダメージを与える。公開されたカードを、好きな順番であなたのライブラリーの一番下に置く。
コモン
Illus. Gary Ruddell (201/350)

8
こいつは一見変なカードに見えるが、実は優良除去である。時たま1マナカードをめくってしまってゲンナリすることもあるが、デッキ自体をMorph中心とした構成にしておけば、期待値で3点程度はいけるだろう。もちろん、あまりギャンブリックなことはすべきではないが。本体にも入るのでそれは覚えておこう。青赤では採用される確率が高い《エイヴンの賢人/Sage Aven(ONS)》などがよいお供。

Fever Charm/熱病の魔除け
(R)
Instant
以下の3つから1つを選ぶ。
「クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで速攻を持つ。」
「クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+2/+0の修正を受ける。」
「ウィザード1体を対象とし、熱病の魔除けはそれに3点のダメージを与える。」
コモン
Illus. David Martin (202/350)

6
最強なのは青赤デッキで使用することなのだが、他の2つの能力も使いどころさえ間違わなければ結構有用だ。玄人好みのカードといえる。入れるかどうかは趣味によるか。

Flamestick Courier/火炎杖の急使
(2R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
2/1
あなたは、自分のアンタップ・ステップに火炎杖の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2R),(TAP):ゴブリン1体を対象とする。火炎杖の急使がタップ状態である限り、それは+2/+2の修正を受けるとともに速攻を持つ。
アンコモン
Illus. Luca Zontini (203/350)

6
やや重いが、ゴブリン限定の《巨大化/Giant Growth(6E)》。速攻はどうでもいい。ただ飛んでるゴブリンがいるのでそいつを強化できればかなりの助けになる。もちろん青のIllusion能力とあわせるとけっこう強力だ。

Goblin Machinist/ゴブリンの機械技師
(4R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
0/5
(2R):あなたのライブラリーのカードを1番上から、土地でないカードが出るまで公開する。ゴブリンの機械技師はターン終了時まで+X/+0の修正を受ける。Xは公開されたカードの点数で見たマナ・コストに等しい。公開されたカードを、好きな順番であなたのライブラリーの一番下に置く。
アンコモン
Illus. Doug Chaffee 204/350

5
とりあえず妙に高いタフネスのおかげで鉄壁は決定だ。問題はその起動型能力である。一見変な能力に見えるが、とりあえずカードを損したりしているわけではないのでその辺は勘違いしないように。また、攻撃してブロック指定ステップが来てからパンプアップするように心がけよう。

Goblin Piledriver/ゴブリンの群衆追い
(1R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/2
プロテクション(青)
ゴブリンの群衆追いが攻撃に参加したとき、ゴブリンの群衆追いは、攻撃に参加しているほかのゴブリン1体につき、ターン終了時まで+2/+0の修正を受ける。
レア
Illus. Matt Cavotta (205/350)

7
本領は構築戦であるが、限定戦でも結構しゃれにならないパワーを秘めている。最序盤に出るビートダウンクリーチャーとしては一級品だ。ただもちろんお供のゴブリンが多数必要になるだろう。

Goblin Pyromancer/ゴブリンの紅蓮術士
(3R)
Creature - Goblin Wizard(ゴブリン・ウィザード)
2/2
ゴブリンの紅蓮術士が場に出たとき、すべてのゴブリンはターン終了時まで+3/+0の修正を受ける。
ターン終了時に、すべてのゴブリンを破壊する。
レア
Illus. Edward P. Beard, Jr. (206/350)

6
微妙なエンドクリーチャー。構築のようにゴブリンが大量に並んでいれば文字通りエンド級なのだが、中途半端にしか並んでいないと自分がENDになってしまう。ただし、ターン終了時までにこいつが場を離れていれば、ゴブリンが全滅する誘発型能力は誘発しない。場合によっては自ら始末する必要も出てくるだろう。また、対戦相手がゴブリン主流のデッキだった場合は、サイドボードインすることも考えられる。

Goblin Sharpshooter/ゴブリンの名手
(2R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/1
ゴブリンの名手は、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クリーチャーが場から墓地に置かれるたび、ゴブリンの名手をアンタップする。
(TAP):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、ゴブリンの名手はそれに1点のダメージを与える。
レア
Illus. Greg Staples (207/350)

9
使いどころが難しいが、逆に使いこなせるとかなりいらやしい動きをするピンガー。とにかくクリーチャーが死ぬたびに1点飛ばせるというのを忘れてはならない。場合によっては1ターンに4,5点のダメージを飛ばせるため、そのピンダメージでさらにアンタップすることが可能となる。使いこなせばかなりのカードだ。

Goblin Sky Raider/ゴブリンの空襲部隊
(2R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/2
飛行
コモン
Illus. Daren Bader (208/350)

6
こう書くとなんだが意外と活躍の場面は多い。ゴブリンカードにはパンプアップできる要素が非常に多くなっているため、結構な確率で高パワーの飛行クリーチャーとなるのだ。

Goblin Sledder/ゴブリンそり乗り
(R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/1
ゴブリンを1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
コモン
Illus. Ron Spencer (209/350)

7
1マナクリーチャーとしては最上級のギミックを持つ。マナのかからないミニ《巨大化/Giant Growth(6E)》は結構な割合で相手に対するプレッシャーとなるし、ゴブリンが場にいればいるほどその割合は高くなる。構築のゴブリンスライでも頼りになるだろう。《虫つぶし/Swat(ONS)》をかわせたりするので覚えておこう。

Goblin Taskmaster/ゴブリンの監督官
(R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/1
(1R):ゴブリン1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
変異(R)
コモン
Illus. Trevor Hairsine (210/350)

7
ゴブリンパンプアッパー。これもなかなかのやり手である。あまったマナを効率よくパワーに転換してくれる能力はありがたいものがある。痒いところに手が届くナイスゴブリン。Morph持ちなので、ブラフに使ってもよい。青赤戦術ではキーカードとなることもある。

Grand Melee/大会戦
(3R)
Enchantment
すべてのクリーチャーは、可能ならば毎ターン攻撃に参加する。
すべてのクリーチャーは、可能ならば毎ターンブロックに参加する。
レア
Illus. Trevor Hairsine (211/350)

6
微妙な能力で惑わせてくれる。とりあえずこちらの第2メインフェイズに使えば、必要なブロッカーだけたたせておき、相手の総アタックを都合のよいようにブロックすることができるかもしれないし、プリベンターなどの邪魔な能力の阻害が可能だ。ソーサリーチックなカードとして認識しておこう。

Gratuitous Violence/理由なき暴力
(2RRR)
Enchantment
あなたがコントロールするクリーチャーがクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える場合、かわりに、そのクリーチャーかプレイヤーにその値の2倍のダメージを与える。
レア
Illus. Christopher Moeller (212/350)

6
なかなか派手な能力だが、実際は自身の重さとあいまって使いづらさを感じるだろう。とはいえ夢を追い求めて採用してみるのも一興か?構築でのコンボでも何かくだらないのがありそうだが・・・《スカークの炎の司令官/Skirk Fire Marshal(ONS)》で20点とか、《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》のダメージ2倍とか。色拘束きついのも泣き。

Insurrection/暴動
(5RRR)
Sorcery
すべてのクリーチャーをアンタップし、ターン終了時までそれらのコントロールを得る。それらのクリーチャーは、ターン終了時まで速攻を持つ。
レア
Illus. Mark Zug (213/350)

7
ENDカード、と認識する人もいれば、打つまでに勝つか負けるかしてるクズカードと評する人もいる。個人的には後者。ただ、自分のデッキが膠着するような構成だったら採用もありかも。とはいえ赤いデッキで膠着するな、といいたい。趣味次第。追記:最近では10点カードとの評価が定説のようだ。あなたはどう考えるか?

Kaboom!/ドカーン!
(4R)
Sorcery
好きな数のプレイヤーを対象とする。そのプレイヤーそれぞれにつき、あなたのライブラリーのカードを1番上から、土地でないカードが出るまで公開する。ドカーン!はそのプレイヤーに、公開されたカードの点数で見たマナ・コストに等しい値のダメージを与える。このあと、公開されたカードを、好きな順番であなたのライブラリーの一番下に置く。
レア
Illus. Glen Angus (214/350)

3
皇帝戦で楽しもう。実戦レベルで話をすると《うつろう爆発/Erratic Explosion(ONS)》のあらゆる意味で下位バージョンだ。

Lavamancer's Skill/溶岩使いの技
(1R)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、以下の能力を持つ。「(TAP):クリーチャー1体を対象とする。このクリーチャーは、それに1点のダメージを与える。」
エンチャントされているクリーチャーがウィザードであるならば、それは以下の能力を持つ。「(TAP):クリーチャー1体を対象とする。このクリーチャーは、それに2点のダメージを与える。」
コモン
Illus. Monte Michael Moore (215/350)

7
赤の主力カード。特に青赤のアーキタイプでは必要不可欠なパーツで、これが取れた場合故意に青赤を狙っていってもいいかもしれない(追記:というか狙うしかない。青赤やるなら9点カード)。赤には残念ながらこいつがつくWizradはいない。(いるにはいるが、もともとピンガー能力を持っていたりターン終了時に自滅したりするやつらだ)

Lay Waste/不毛化
(3R)
Sorcery
土地1つを対象とし、それを破壊する。
サイクリング(2)
コモン
Illus. Carl Critchlow (216/350)

5
再録カード。時折見かける厄介な特殊地形対策にはもってこいだ。サイクリング持ちと言う汎用性も見逃せない。点数自体は低いが取れたのならメイン入りしてもいいだろう。

Lightning Rift/稲妻の裂け目
(1R)
Enchantment
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、稲妻の裂け目はそれに2点のダメージを与える。
アンコモン
Illus. Eric Peterson (217/350)

9
面白いカードだが、取れたサイクリングの量によってはメイン入りも考えられるだろう。2,3発打てればお釣りが来る。とはいえ、自身だけでは何もできないカードなのでよく自分の取ったカード内容と見比べて採用か否かを決めよう。むしろ構築でのカウンターされないダメージ元としての動きに期待してみたい。追記:レギオンが入り、サイクリングカードの数を数えた上で1stピック級のカードみたいだ。

Mana Echoes/マナの残響
(2RR)
Enchantment
クリーチャーが場に出るたび、あなたがコントロールし、なおかつそのクリーチャーとクリーチャー・タイプを共有するクリーチャー1体につき、(1)をあなたのマナ・プールに加えてもよい。
レア
Illus. Christopher Moeller (218/350)

3
限定戦では紙。問題は構築戦でのコンボだろう。エルフかゴブリンが有力なところだが、問題はマナを出して何をするのか?しかも出るマナは無色。現環境にマナフィルター系パーマネントが無いのが悔やまれる。一生懸命考えてみよう。

Menacing Ogre/脅迫するオーガ
(3RR)
Creature - Ogre(オーガ)
3/3
トランプル、速攻
脅迫するオーガが場に出たとき、各プレイヤーは公開せずにそれぞれ数を選ぶ。そのあと、それを公開する。もっとも大きな値を選んだ各プレイヤーは、その値のライフを失う。あなたがそのプレイヤーの1人だった場合、脅迫するオーガの上に+1/+1カウンターを2個置く。
レア
Illus. Ron Spencer (219/350)

8
世間での評価は紙くず級のようだが一押ししておく。うまく駆け引きに勝てればスキジックの上位版だ。ある程度の値を選んでおけば駆け引きに負けたとしてもそこそこのダメージを与えることができるし、特にぴったり一致したときは軽い優越感と共に凶悪な速攻クリーチャーを手に入れることができる。悪くないのではないだろうか?因みに0も選択することは可能だが、マイナスの値は選べない。

Nosy Goblin/詮索好きなゴブリン
(2R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
2/1
(TAP),詮索好きなゴブリンを生け贄に捧げる:裏向きのクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
コモン
Illus. Thomas M. Baxa (220/350)

5
スタンダードクリーチャー。能力はMorphクリーチャーへのけん制といった程度か。実際にはMorphコストの無いときを見払わない限り能力をうまく使えないだろうが、相手にとってはそれなりに窮屈かもしれない。

Pinpoint Avalanche/狙いすましたなだれ
(3RR)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、局所なだれはそれに4点のダメージを与える。このダメージは軽減されない。
コモン
Illus. Darrell Riche (221/350)

8
Solid除去。今までの感覚からすると重ーだが、特に除去の貧弱なONでは主力火力として用いるしかない。一応大半のクリーチャーに対処できるだけの力はあるし、白のプリベンターを苦にしないという点も良い。本体には行かないのがなんとも残念。

Reckless One/思慮無き者
(3R)
Creature - Goblin Avatar(ゴブリン・アバター)
*/*
速攻
思慮無き者のパワーおよびタフネスは、それぞれ場に出ているゴブリンの数に等しい。
アンコモン
Illus. Ron Spencer (222/350)

5
がんばれば5/5くらいにはなれるか?でもやめといたほうが無難そうだ。ゴブリンは死に安いので《めった切り/Slice and Dice(ONS)》のサイクリングでまとめて他界したりしないように。

Risky Move/危険な移動
(3RRR)
Enchantment
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは危険な移動のコントロールを得る。あなたがほかのプレイヤーから危険な移動のコントロールを得るたび、あなたがコントロールするクリーチャー1体と、対戦相手1人を選ぶ。コインを投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、その対戦相手はそのクリーチャーのコントロールを得る。
レア
Illus. Jerry Tiritilli (223/350)

4
コイン投げシリーズ。基本的にコイン投げシリーズは、リソース的にはメリットデメリット半々なので、マナとカードを使ってる分こちらが損してるのだ。よっぽど運に自身のある人は試してみるといい。

Rorix Bladewing/刃の翼ロリックス
(3RRR)
Creature - Dragon Legend(ドラゴン・レジェンド)
6/5
飛行、速攻
レア
Illus. Darrell Riche (224/350)

9
場を制圧したりはしないが、強烈なクロックをかけることができる。数ターン以内に相手がこいつに対する回答を見つけなければ即死だ。しかも回答手段はほとんどないだろう。構築でもがんばれば何かのフィニッシャーに。

Searing Flesh/焼けつく肉体
(6R)
Sorcery
対戦相手1人を対象とし、焼けつく肉体はそれに7点のダメージを与える。
アンコモン
Illus. Pete Venters (225/350)

7
ある意味フィニッシャー。とはいえ単なる本体火力なので趣味が合わない限りは採用を見送ったほうがいいだろう。追記:どうもデッキタイプによってはメイン入りどころか強力なENDカードになりうるらしい。《焦熱の飛弾/Scorching Missile(OD)》のようなカードは前前から低く評価してきたが、「本体に7点」となると話は別のようだ。

Shaleskin Bruiser/泥岩皮の暴れ者
(6R)
Creature - Beast(ビースト)
4/4
トランプル
泥岩皮の暴れ者が攻撃に参加するたび、泥岩皮の暴れ者はターン終了時まで、攻撃に参加しているほかのビースト1体につき+3/+0の修正を受ける。
アンコモン
Illus. Mark Zug (226/350)

6
能力的にはなかなかのもの。しかし、とにかく重い。おまけにタフネスは4のままなのでブロック死することも十分考えられる。こうなったら構築でFirecatトークンをビーストに変えてアタックするしか!

Shock/ショック
(R)
Instant
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、ショックはそれに2点のダメージを与える。
コモン
Illus. Edward P. Beard, Jr. (227/350)

8
Morphを殺せるスペックを変われての再録となった。より重要性が増したと見ていいだろう。そのマナ効率からテンポアドバンテージの取得につながるGood火力。みたら取れ。タッチで入れろ。

Skirk Commando/スカークの猛士
(1RR)
Creature - Goblin(ゴブリン)
2/1
スカークの猛士がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは、「そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、スカークの猛士はそれに2点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
変異(2R)
コモン
Illus.Dave Dorman(228/350)

7
赤の根幹をなす主力クリーチャー。こいつの影がちらついて赤いMorphを通したがらないプレイヤーは多いだろう。これは特に《乱打する岩角獣/Battering Craghorn(ONS)》との組み合わせが強烈で、対戦相手はこちらのMorphアタックに対してクリーチャーへの2点火力か、それともパワー3の先制攻撃かの2拓を迫られることになる。まず、変異で出さないことはありえない(青赤ならありうるかもしれないが)ので色拘束は気にしないでいい。こいつの存在を念頭においたブラフにも磨きをかけよう。

Skirk Fire Marshall/スカークの炎の司令官
(3RR)
Creature - Goblin Lord(ゴブリン・ロード)
2/2
プロテクション(赤)
あなたがコントロールするゴブリンを、5体タップする:スカークの炎の司令官は、すべてのクリーチャーとすべてのプレイヤーに、それぞれ10点のダメージを与える。
レア
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (229/350)

5
能力を起動したからといって特に逆転になってない辺りがゴブリンっぽい。派手だが使いどころが難しいクリーチャー。おまけに5マナ2/2は落第点だ。構築ならともかく、限定戦でゴブリンだらけのデッキを組むのはちょっと勇気が要り過ぎる。そういうのは無謀と呼ばれるようだ。

Skirk Prospector/スカークの探鉱者
(R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/1
ゴブリンを1体、生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(R)を加える。
コモン
Illus. Doug Chaffee (230/350)

5
1マナ1/1ということで、ビートダウン系のマナカーブ整理用か?とはいえ一応マナブーストにもなるので、END級のクリーチャーが手札にある場合は役に立つかもしれない。構築では《ゴブリンの監督官/Goblin Taskmaster(ONS)》や《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》といったさらに優秀な奴らがいるので、出番はないだろう。マナブースト系のコンボチックデッキに居場所を見つけるかもしれない。

Skittish Valesk/物怖じするヴァレスク
(6R)
Creature - Beast(ビースト)
5/5
あなたのアップキープの開始時に、コインを投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、物怖じするヴァレスクを裏向きにする。
変異(5R)
アンコモン
Illus. Alan Pollack (231/350)

8
バカっぽく見えるかもしれないが、意外とこいつは侮れない力を持っている。というのもこの環境下ではタフネス5が異常に強いからだ。変異以外で出すことはほとんどありえない。アップキープコストはバカにならないものがあるかもしれないが、マナさえ支払えば2/2に戻る瞬間は皆無なので死ぬまではがんばってアップキープしつづけよう。

Slice and Dice/めった切り
(4RR)
Sorcery
めった切りは、すべてのクリーチャーに4点のダメージを与える。
サイクリング(2R)
あなたがめった切りをサイクリングしたとき、あなたは「めった切りは、すべてのクリーチャーに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Mark Brill (232/350)

9
環境内最優秀全体除去。これを見たら赤に走る価値はあるだろう。全体4点というだけでも十分強力だが、サイクリング能力のほうもインスタントキャントリップ《微震/Tremor(MM)》と見逃せない性能を持っている。

Snapping Thragg/噛みつくスラッグ
(4R)
Creature - Beast(ビースト)
3/3
噛みつくスラッグがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは「そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、噛みつくスラッグはそれに3点のダメージを与える。」ことを選んでもよい。
変異(4RR)
アンコモン
Illus. Iain McCaig (233/350)

7
変異の重さがネックだが、トリッキー除去つきクリーチャー。正直《スカークの猛士/Skirk Commando(ONS)》の方が数倍使い勝手がいいが、中量級の図体を買って採用する価値はあるだろう。変異コストがせめて5マナだったらと悔やまれてならない。

Solar Blast/陽光の突風
(3R)
Instant
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、陽光の突風はそれに3点のダメージを与える。
サイクリング(1RR)
あなたが陽光の突風をサイクリングしたとき、あなたは「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、陽光の突風はそれに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
コモン
Illus. Greg Staples (234/350)

8
環境内標準火力。3点はほぼ7割のクリーチャーを除去できるし、本体に入るのも良。サイクリングは色拘束がネックだが、決まれば決して悪くはない。

Sparksmith/火花鍛冶
(1R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/1
(TAP):クリーチャー1体を対象とし、火花鍛冶はそれにX点のダメージを与え、あなたにX点のダメージを与える。Xは場に出ているゴブリンの数である。
コモン
Illus. Jim Nelson (235/350)

9
最速で2マナで出る2点ピンガー。除去されなければ神だろう。ただし、これを多用するとスーサイドっぽい動きになるので早めの決着を心がけること。タッチ3色目で入れる価値もある。構築でもスライのよきブロッカー排除として用いられるだろう。追記:オンスロートでたての頃は8点でした。今では10点あるかもしれない神カードに!コモンのクセに!!(いや、ホントにこれ一枚でゲーム終わったこと何回かあるし)

Spitfire Handler/火吹き使い
(1R)
Creature - Goblin(ゴブリン)
1/1
火吹き使いは、自分のパワーより大きい値のパワーを持つクリーチャーをブロックできない。
(R):火吹き使いは、ターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
アンコモン
Illus. Jim Nelson (236/350)

7
良質のゴブリン。2マナでゴブリンで火が吐ける。この環境では「ゴブリン」であることだけでも価値があるので、十分使用に耐えうるだろう。デメリットは見なくても良い。構築戦でもたびたびお世話になるはずである。

Spurred Wolverine/蹴爪のクズリ
(4R)
Creature - Beast(ビースト)
2/3
あなたがコントロールするアンタップ状態のビーストを2体タップする:クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで先制攻撃を持つ。
コモン
Illus. Daren Bader (237/350)

6
やや重。能力的には悪くはないのだが、突撃が主な仕事のビーストを2体必要とするのはいただけない。サイズも合格点とは言えず、中途半端なクリーチャーといえそうだ。ただし、うまく使えばそれなりの効果は発揮するので採用するかどうかは自軍のビーストの量やアーキタイプと相談になるだろう。レギオン以降では挑発のよきお供に。挑発カードが集まったならメイン採用を積極的に考えてみよう。

Starstorm/星の嵐
(XRR)
Instant
星の嵐は、すべてのクリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
サイクリング(3)
レア
Illus. David Martin (238/350)

10
インスタント全体除去。ほとんど神といえるだろう。見たら即取っておこう。いざというときはサイクリングも可能。万能。

Tephraderm/テフラダーム
(4R)
Creature - Beast(ビースト)
4/5
クリーチャーがテフラダームにダメージを与えるたび、テフラダームはそれと同じ値のダメージを、そのクリーチャーに与える。
呪文がテフラダームにダメージを与えるたび、テフラダームはそれと同じ値のダメージを、その呪文のコントローラーに与える。
レア
Illus. Paolo Parente (239/350)

8
高パフォーマンスのクリーチャー。ブロッカーとしてもほとんど全てのクリーチャーと最低相打ちまで持っていける。とはいえ地べたをはいずってるので点数的にはこの辺が限度だろう。《争乱の崖地/Contested Cliffs(ONS)》とすこぶる相性がいい。

Thoughtbound Primoc/思考繋ぎのプライモック
(2R)
Creature - Bird Beast(鳥・ビースト)
2/3
飛行
あなたのアップキープの開始時に、いずれかのプレイヤーがほかのすべてのプレイヤーよりも多くのウィザードをコントロールしているならば、そのプレイヤーは思考繋ぎのプライモックのコントロールを得る。
アンコモン
Illus. Jeff Miracola (240/350)

6
微妙なクリーチャーだが、強いことには変わりない。自軍が青なら速攻で採用だが、相手側に青がいたら速攻で引き下げよう。ON環境は青の人気が薄いし、メイン入りでもいけるような気はする。保証はしないが。追記:青赤戦略では十分及第点。

Threaten/脅しつけ
(2R)
Sorcery
クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップし、そのコントロールをターン終了時まで得る。そのクリーチャーは、ターン終了時まで速攻を持つ。
アンコモン
Illus. Mark Brill (241/350)

6
残念ながらソーサリー。何かクリーチャーをサクるカードと併用できるとちょっとお得。それか強力なタップ能力を持つクリーチャーを殺すとか。リミテッドでは《戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful(ONS)》や《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》などへの効果的な回答になる。メイン入りさせても問題ないだけのパワーは秘めている。

Thunder of Hooves/とどろく蹄音
(3R)
Sorcery
蹄のとどろきは、飛行を持たないすべてのクリーチャーと、すべてのプレイヤーに、それぞれX点のダメージを与える。Xは場に出ているビーストの数である。
アンコモン
Illus. Jim Nelson (242/350)

5
ビーストErthQuake。とはいえ使ったことが無いのでどう評価してよいものやら。いかにビーストとはいえ3,4点食らったら壊滅する恐れもあるので微妙なところだ。

Wave of Indifference/無頓着の波
(XR)
Sorcery
クリーチャーX体を対象とし、それらはこのターン、ブロックに参加できない。
コモン
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (243/350)

6
巷では好評のENDカード。ENDカード系は低めに見積もっているので趣味が合えば積極的に採用してみて欲しい。

Words of War/戦争の言葉
(2R)
Enchantment
(1):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、次にあなたがカードを引く場合、かわりに、戦争の言葉はそのクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。
レア
Illus. Justin Sweet (244/350)

9
限定戦では使ってみるとわかるが神。《ショック/Shock(ONS)》の優秀さをかみ締めながら堪能しよう。構築でもカウンターされない火力orコンボパーツとして出番が考えられる。



***緑***

Animal Magnetism/動物の魅了
(4G)
Sorcery
あなたのライブラリーのカードを上から5枚公開する。対戦相手1人はその中からクリーチャー・カードを1枚選ぶ。そのカードを場に出し、残りをあなたの墓地に置く。
レア
Illus. Ron Spears (245/350)

4
不確定性が高いせいで限定戦での使用はためらわれる。素直に構築戦でのコンボに期待しよう。・・・とはいえ、やや活用法が思い浮かばない。

Barkhide Mauler/樹皮革のやっかいもの
(4G)
Creature - Beast(ビースト)
4/4
サイクリング(2)
コモン
Illus. Iain McCaig (246/350)

8
無色サイクリングのおかげで汎用性が高く、色拘束も少ないためタッチでくわえられるファッティとしては最適だ。もちろん主力としてのサイズも申し分ない。ナイスコモンといえよう。

Biorhythm/生命の律動
(6GG)
Sorcery
すべてのプレイヤーのライフは、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーの数に等しくなる。
レア
Illus. Ron Spears (247/350)

4
悪い事は言わないから素直に構築戦で使用しよう。構築ではエンドの《脱出/Evacuation(ST)》から打つなどいろいろ考えられて面白い。

Birchlore Rangers/樺の知識のレインジャー
(G)
Creature - Elf(エルフ)
1/1
あなたがコントロールするエルフを2体タップする:あなたのマナ・プールに好きな色のマナ1点を加える。
変異(G)
コモン
Illus. Dany Orizio (248/350)

6
構築戦でのエルフデッキでは重要な働きをするものの、限定戦ではほとんど意味のない1/1クリーチャーになるだろう。とはいえあらゆる色のマナを出す能力を持っているため、マナブーストが必要or他の色が散らしてあるデッキなどでは重宝するかもしれない。変異を持っているのでそこそこか。

Bloodline Shaman/血統のシャーマン
(1G)
Creature - Elf Wizard(エルフ・ウィザード)
1/1
(TAP):クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。そのカード選ばれたタイプのクリーチャー・カードだった場合、そのカードをあなたの手札に加える。そうでなかった場合、そのカードをあなたの墓地に置く。
アンコモン
Illus. Rebecca Guay (249/350)

5
微妙なカードだが、もし自分のデッキが一つの系統の種族で固められた場合は採用するのもアリかもしれない。余分な土地が落ちればそれはそれで儲けものだし。どちらかというと構築戦での方が活躍が期待できそうではあるが。

Broodhatch Nantuko/大群を産むナントゥーコ
(1G)
Creature - Insect Druid(昆虫・ドルイド)
1/1
大群を産むナントゥーコがダメージを与えられるたび、あなたは与えられたダメージ1点につき、1/1の緑の昆虫クリーチャー・トークンを1個場に出してもよい。
変異(2G)
アンコモン
Illus. Keith Garletts (250/350)

6
変異能力とあわせてみていわゆるトリッククリーチャーということができよう。それにしてもかかるマナはトータルで6マナだが、、、でも取れたなら採用する価値はあると思う。

Centaur Glade/ケンタウルスの地
(3GG)
Enchantment
(2GG):3/3の緑のケンタウルスクリーチャー・トークンを1個場に出す。
アンコモン
Illus. Alex Horley-Orlandelli (251/350)

9
無限トークン生成カード。マナがややかかるものの、こう着状態まで持ち込めれば勝ちは決定だろう。とはいえ、こいつを張ってから負けている試合を数多く見ているので過信は禁物か。やはり、マナ食い虫なのが状況によっては不利に働くようだ。でも強い。

Chain of Acid/強酸の連鎖
(3G)
Sorcery
クリーチャーでないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。そのパーマネントのコントローラーは、この呪文のコピーをスタックに置き、そのコピーのために新たな対象を選んでよい。
アンコモン
Illus. Ron Spencer (252/350)

6
汎用除去ということで取れたら入れといて損はないのではなかろうか?主にエンチャント破壊がメインになるだろうが、いやな特殊地形対策にもなっており悪くはない。要のチェインのほうはあまり気にしなくて良いだろう。

Crown of Vigor/精力の冠
(1G)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。
精力の冠を生け贄に捧げる:エンチャントされているクリーチャーと、それと同じクリーチャー・タイプを持つほかのクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
コモン
Illus. Matt Cavotta (253/350)

5
悪くはないがよくもない。クリーチャーがたくさん取れているなら趣味によっては採用してもよいだろう。とはいえあまりお勧めはできない。

Elven Riders/エルフの騎手
(3GG)
Creature - Elf(エルフ)
3/3
エルフの騎手は、飛行を持つクリーチャーか壁以外によってはブロックされない。
アンコモン
Illus. Darrell Riche (254/350)

7
ほぼ5マナ3/3飛行と考えてよいだろう。緑なら是非抑えておきたい逸品である。

Elvish Guidance/エルフの案内
(2G)
Enchant Land
エンチャントされている土地がマナを生み出すためにタップするたび、そのコントローラーは自分のマナ・プールに、場に出ているエルフ1体につき(G)を加える。
コモン
Illus. Greg & Tim Hildebrandt (255/350)

4
限定戦ではほぼお呼びではないだろう。場にエルフがずらりと並んでいるという状況は想像したくない。構築戦でのエルフデッキには入るだろう。問題はマナブーストで何をするかだが・・・。

Elvish Pathcutter/路を拓くエルフ
(3G)
Creature - Elf(エルフ)
1/2
(2G) :エルフ1体を対象とし、それはターン終了時まで森渡りを持つ。
コモン
Illus. Todd Lockwood (256/350)

4
やや能力がかみ合っていない4マナ1/2。これくらいの能力なら+修正くらいつけて欲しいものだが・・・。使わないことをおすすめする。

Elvish Pioneer/エルフの開拓者
(G)
Creature - Elf Druid(エルフ・ドルイド)
1/1
エルフの開拓者が場に出たとき、あなたは自分の手札にある基本地形カードを1枚、タップ状態で場に出してもよい。
コモン
Illus. Christopher Rush (257/350)

4
スタンダード環境では第4の1ターン目マナブースト。とはいえジャッジメントのブーストエルフより使い勝手はいいだろう。場合によっては使われることもあるだろうが、そこまで高速ブーストして何をするのだろう。かといって限定戦では不確定すぎて通常の1/1と何ら変わりはないだろう。

Elvish Scrapper/エルフの潰し屋
(G)
Creature - Elf(エルフ)
1/1
(G),(TAP),エルフの潰し屋を生け贄に捧げる:アーティファクト1個を対象とし、それを破壊する。
アンコモン
Illus. Edward P. Beard, Jr. (258/350)

5
1/1の中では上等なほうだろう。とはいえ積極採用するようなものでもない。エルフデッキっぽい仕上がりになりそうならば採用してみよう。

Elvish Vanguard/エルフの先兵
(1G)
Creature - Elf(エルフ)
1/1
ほかのエルフが場に出るたび、エルフの先兵の上に+1/+1カウンターを1個置く。
レア
Illus. Glen Angus (259/350)

6
2マナ3/3くらいか。アーキタイプをエルフ満載仕様に固めておけばそれなりのでかさに育つだろうが、トータルパフォーマンスではがたがたになりそうだ。ただし、レギオンの追加でエルフデッキに流れそうならよい働きをしてくれるだろう。

Elvish Warrior/エルフの戦士
(GG)
Creature - Elf(エルフ)
2/3
コモン
Illus. Christopher Moeller (260/350)

7
マナ拘束が強い分現環境では最大サイズの2マナ生物。Morphが止まるのがもっともおいしいポイントであるといえるだろう。取れたら取れただけ採用する価値はある。構築でもエルビッシュビートダウン的なデッキになら入るだろうし。

Enchantress's Presence/女魔術師の存在
(2G)
Enchantment
あなたがエンチャント呪文をプレイするたび、カードを1枚引く。
レア
Illus. Rebecca Guay (261/350)

3
残念ながら限定戦では紙。構築でのエンチャントレスデッキに期待だろう。

Everglove Courier/常籠手の急使
(2G)
Creature - Elf(エルフ)
2/1
あなたは、自分のアンタップ・ステップの間に常籠手の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2G),(TAP):エルフ1体を対象とする。常籠手の急使がタップ状態にある限り、それは+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを得る。
アンコモン
Illus. Darrell Riche (262/350)

6
自身の重さはまぁまぁだが、もともと小さいエルフに+2/+2しても、、、という気はする。が、それなりに役には立つだろう。Elven Ridersあたりをパンプアップできればゲームが終わることもありうる。

Explosive Vegetation/爆発的植生
(3G)
Sorcery
あなたのライブラリーの中から、基本地形カードを最大2枚まで捜して、それらをタップ状態で場に出す。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
アンコモン
Illus. John Avon (263/350)

5
デッキ内のファッティ率が高いか、3〜4色の構成になっているのなら積極採用もありうるだろう。4マナ〜6マナ域へのジャンプなのでうまく回れば相手を圧殺できる。慎重に自分のアーキタイプを見極めよう。

Gigapede/千足虫
(3GG)
Creature - Insect(昆虫)
6/1
千足虫は、呪文や能力の対象にならない。
あなたのアップキープの開始時に、千足虫があなたの墓地にある場合には、あなたは自分の手札からカードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、千足虫をあなたの手札に戻す。
レア
Illus. Glen Angus (264/350)

8
回り始めればこいつを止められるカードはない。大半のスペル系除去を受け付けず、大半のクリーチャーと最低相打ちに持ち込める。無尽の荒野が広がっていれば大ダメージも期待できる。ただしガチンコの殴り合いになってしまうとチャンプブロックされたり、毎ターン莫大なマナの投資を迫られたりと苦しいことになるだろう。

Heedless One/頓着無き者
(3G)
Creature - Elf Avatar(エルフ・アバター)
*/*
トランプル
頓着無き者のパワーおよびタフネスは、場に出ているエルフの数に等しい。
アンコモン
Illus. Mark Zug (265/350)

6
場に出ているエルフといわれても少しためらってしまう。3/3くらいが期待値だろうが・・・微妙なところだ。本気なエルフデッキに仕上がったなら投入の余地ありだろう。

Hystrodon/ヒストロドン
(4G)
Creature - Beast(ビースト)
3/4
トランプル
ヒストロドンがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
変異(1GG)
レア
Illus. Anthony S. Waters (266/350)

8
中量級ファッティ。巷では3マナエコーといわれているが、まぁ優秀なたぐいに入るだろう。2,3枚カードが引ければもうけものである。取れれば採用するだけの力はあるだろう。さすがレア。

Invigorating Boon/激励の加護
(1G)
Enchantment
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、あなたは「クリーチャーを1体対象にし、その上に+1/+1カウンターを1個置く」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Edward P. Beard, Jr. (267/350)

5
なんとも微妙なカード。サイクルカードが多数取れていれば採用はありだろう。とはいえやや物足りないか。

Kamahl, Fist of Krosa/クローサの拳カマール
(4GG)
Creature - Druid Legend(ドルイド・レジェンド)
4/3
(G):土地1つを対象とする。その土地は、土地として扱うまま、ターン終了時まで1/1のクリーチャーになる。
(2GGG):あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修正を受けるとともにトランプルを得る。
レア
Illus. Matthew D. Wilson (268/350)

10
いわゆる爆弾中の爆弾。召還酔いが覚めるまで生き残れば大抵ゲームは終わっているだろう。他のクリーチャーがいなくても土地さえ並んでいればそれでも良いという汎用性の高さと、ギミックさえ整っていれば相手の土地を破壊することも可能という応用性を評価。ただタフネスがやや低いので召還酔いのうちに除去される危険性は付きまとう。

Kamahl's Summons/カマールの召喚術
(3G)
Sorcery
各プレイヤーは、自分の手札にあるクリーチャー・カードを好きな枚数、公開してもよい。そのあと、各プレイヤーは、この方法で自分が公開したカード1枚につき、2/2の緑の熊クリーチャー・トークンを1個場に出す。
アンコモン
Illus. Anthony S. Waters (269/350)

5
自分のデッキ内のほとんどがクリーチャーであるとか相手の手札が0であるとかの条件の時には有用かもしれないが、基本的に自分も相手も得るリソースは一緒なのでマナを使ってる分こちらが損だ。そうは使用する機会はないだろう。

Krosan Colossus/クローサの巨像
(6GGG)
Creature - Beast(ビースト)
9/9
変異(6GG)
レア
Illus. Kev Walker (270/350)

7
8マナ9/9。とはいえ変異もちなので通常は2/2として働けるだろう。後半で膠着して土地が並び始めたときに9/9になれる程度のおまけとして考えておこう。構築ではMorphデッキの主力。

Krosan Groundshaker/クローサの地鳴り獣
(4GGG)
Creature - Beast(ビースト)
6/6
(G):ビースト1体を対象とし、それはターン終了時までトランプルを持つ。
アンコモン
Illus. Wayne England (271/350)

7
7マナ6/6。マナ効率はそれなり、というファッティの見本。がんばれば7マナは溜まるだろうし、エルフなどのマナブーストを少々仕込んでおけばそこそこの活躍は見込めるだろう。

Krosan Tusker/クローサの大牙獣
(5GG)
Creature - Beast(ビースト)
6/5
サイクリング(2G)
あなたがクローサの大牙獣をサイクリングしたとき、あなたは自分のライブラリーの中から基本地形カードを1枚捜して、それを公開し、自分の手札に加えることを選んでもよい。このあと、あなたのライブラリーを切り直す。
コモン
Illus. Kev Walker (272/350)

7
7マナ6/5。問題はそれよりも3マナの緑の《霊感/Inspiration(7E)》としての価値のほうが高いこと。同時に多色デッキのマナサポートにもなり一石2鳥。ON環境内の最優秀コモンの一角を担う、構築でも多数の活躍が約束されているナイスカード。取れたら取れただけデッキにぶち込んで間違いはない。

Leery Fogbeast/疑い深い濃霧獣
(2G)
Creature - Beast(ビースト)
4/2
疑い深い濃霧獣がブロックされた状態になるたび、このターンに与えられる戦闘ダメージをすべて軽減する。
コモン
Illus. Matt Cavotta (273/350)

6
微妙なカードで入るデッキを選ぶ。緑赤や緑黒などで除去満載系のデッキならば入る可能性はあるが、緑白、青などのマターリ系のデッキにはほぼ入らないだろう。いやいれてもいいんだが、クリーチャータイプに「壁」という一言を脳内補完する必要性が出てくるだろう。構築なんかでは除去カードと共に集中運用してみたい。

Mythic Proportions/神話的体形
(4GGG)
Enchant Creature
エンチャントされているクリーチャーは、+8/+8の修正を受けるとともにトランプルを持つ。
レア
Illus. Jim Nelson (274/350)

9
頭の悪いエンチャントだが、バウンスや除去の少なさを考慮してこの点数。10/10速攻くらいの性能は見込めるだろう。つく瞬間が最大の弱点なので気をつけること。

Naturalize/帰化
(1G)
Instant
アーティファクト1個かエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
コモン
Illus. Ron Spears (275/350)

6
緑の解呪。WoC社のポリシーでは、「緑という色がエンチャントとアーティファクトという人工物への反抗色」であるというものらしい。まぁもっともらしいといえばもっともらしい。今後はアーティファクト潰しといえば緑!という時代になっていくのだろう。とりあえずいやなエンチャントはON環境にもたっぷりそろっているのでサイド発進でいいからもらっておこう。堅い人ならメイン投入もありだ。

Overwhelming Instinct/圧倒的本能
(2G)
Enchantment
あなたがクリーチャーを3体以上攻撃に参加させるたび、カードを1枚引く。
アンコモン
Illus. Ron Spears (276/350)

5
どちらかというと構築でいじってみたい逸品だが白のGustcloakシリーズと相性がいいのでそんな感じで作ってみよう。6体攻撃に参加させても2枚引けるわけではないのでその辺は注意しておこう。

Primal Boost/原始の支援
(2G)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+4/+4の修正を受ける。
サイクリング(2G)
あなたが原始の支援をサイクリングしたとき、あなたは「クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける」ことを選んでもよい。
アンコモン
Illus. Eric Peterson (277/350)

7
もっとよい《巨大化/Giant Growth(6E)》は前の環境以前なら存在したが、この環境では除去としての重要性が相対的に高まっている。サイクリングでの除去は積極的に狙っていこう。しかし、アンコモンかよ・・・。

Ravenous Baloth/貪欲なるベイロス
(2GG)
Creature - Beast(ビースト)
4/4
ビーストを1体、生け贄に捧げる:あなたは4点のライフを得る。
レア
Illus. Arnie Swekel (278/350)

8
中量級のなかでは最高速度を誇る。それに加えて優秀な起動型能力を持っているので役に立たないことはありえないだろう。最低でも4LIFE回復なのだ。構築でも中量級ビートダウンの要になるだろう。スライなどはこいつ一発で沈黙してしまう。

Run Wild/野放し
(G)
Instant
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、トランプルを得るとともに以下の能力を持つ。「(G):このクリーチャーを再生する。」
アンコモン
Illus. Alan Pollack (279/350)

5
やや物足りないが・・・相打ち除去ギミックの一環としてやっていくしかない。言い換えれば「対象のクリーチャー1体へのダメージを全て軽減する」なのでそういわれてみれば使う気にもなるだろう。あまりお勧めはしないが。

Serpentine Basilisk/うねるバジリスク
(2GG)
Creature - Basilisk(バジリスク)
2/3
うねるバジリスクがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを戦闘終了時に破壊する。
変異(1GG)
アンコモン
Illus. Franz Vohwinkel (280/350)

8
除去としての有用性でこの点数。変異前よりタフネスがあがるのも魅力。色拘束がやや強いが緑のナイスクリーチャーといえるだろう。なるたけ変異で出したいものだ。

Silklash Spider/絹鎖の蜘蛛
(3GG)
Creature - Spider(蜘蛛)
2/7
絹鎖の蜘蛛は、飛行を持つかのようにブロックに参加してよい。
(XGG):絹鎖の蜘蛛は、飛行を持つクリーチャーにそれぞれ、X点のダメージを与える。
レア
Illus. Iain McCaig (281/350)

8
場を制圧できる大型クリーチャー。しかも5マナというのはけっこう使い出がある。マナさえあれば白や青のような軽量飛行を主軸としたデッキを圧殺してしまうし、タフネス7を越えることができるクリーチャーはほぼ存在しないだろう。

Silvos, Rogue Elemental/悪辣な精霊シルヴォス
(3GGG)
Creature - Elemental Legend(エレメンタル・レジェンド)
8/5
トランプル
(G):悪辣な精霊シルヴォスを再生する。
レア
Illus. Carl Critchlow (282/350)

9
化け物としか形容しようのない能力とスペック。これでデメリットらしいデメリットを持たないというのだからさすがレア(というよりレジェンド)。貴重な再生持ちでもあるし、取れたら意地でも緑に流れてみよう。

Snarling Undorak/うなるアンドラック
(2GG)
Creature - Beast(ビースト)
3/3
(2G):ビースト1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
変異(1GG)
コモン
Illus. Justin Sweet (283/350)

8
何気に緑やるなら必須パーツともいえる。3/3はこの環境では重要な意味を持つしあまったマナをパンプアップに使用できるのはおいしい。こいつがいくつ集まったかで緑の強さも決まるといってもいいだろう。

Spitting Gourna/毒吐きゴルナ
(3GG)
Creature - Beast(ビースト)
3/4
毒吐きゴルナは、飛行を持つかのようにブロックに参加できる。
変異(4G)
コモン
Illus. Heather Hudson (284/350)

7
毒吐きゴルァ。緑の中で最も警戒されるMorphクリーチャー。飛行を前にアタックしないで突っ立ってたりするとバレバレではあるが、逆にそれを利用してブラフをかけるという手もある。変異後はパワー/タフネスが大幅に上がるのでなるべくMorphにして相手を惑わせたいものだ。タッチ緑で採用できる汎用性も見逃せない。

Stag Beetle/雄鹿クワガタ
(3GG)
Creature - Insect(昆虫)
0/0
雄鹿クワガタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で場に出る。Xは場に出ているほかのクリーチャーの数である。
レア
Illus. Anthony S. Waters (285/350)

7
微妙な使いでのクリーチャー。膠着戦が好きなら積極採用してもいいだろう。普通に使うと4/4くらいかな。

Steely Resolve/頑強な決意
(1G)
Enchantment
頑強な決意が場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選ばれたタイプのクリーチャーは、呪文や能力の対象にならない。
レア
Illus. Greg Staples (286/350)

4
対象にならなくする効果は限定戦だと一長一短だ。どちらかというと構築戦での出番に期待したい。

Symbiotic Beast/共生する獣
(4GG)
Creature - Beast(ビースト)
4/4
共生する獣が場から墓地に置かれたとき、1/1の緑の昆虫クリーチャー・トークンを4個場に出す。
アンコモン
Illus. Franz Vohwinkel (287/350)

7
使いでのある6マナ。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》と相性がよく、《卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid(ONS)》と相性が悪い。とはいえほとんどの場面で活躍が見込めるだろう。構築でもなんらかのトークンが必要なデッキに採用されるかもしれない。

Symbiotic Elf/共生するエルフ
(3G)
Creature - Elf(エルフ)
2/2
共生するエルフが場から墓地に置かれたとき、1/1の緑の昆虫クリーチャー・トークンを2個場に出す。
コモン
Illus. Wayne England (288/350)

7
4マナ域のクリーチャーとしては及第点。昔あった暗影シリーズに匹敵する使い勝手の良さだ。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》と相性がよいし、普通につかっても十分活躍できる。

Symbiotic Wurm/共生するワーム
(5GGG)
Creature - Wurm(ワーム)
7/7
共生するワームが場から墓地に置かれたとき、1/1の緑の昆虫クリーチャー・トークンを7個場に出す。
レア
Illus. Matt Cavotta (289/350)

8
ファッティ。とはいえ8マナはさすがに重過ぎのきらいがある。実質は7.5点というところか。構築では吊り上げるなり何なり方法はあるので何らかのコンボに期待しよう。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》かな、妥当なのは。これ一匹で+16/+16だ。

Taunting Elf/嘲るエルフ
(G)
Creature - Elf(エルフ)
0/1
すべてのクリーチャーは、可能ならば嘲るエルフをブロックする。
コモン
Illus. Rebecca Guay (290/350)

6
中途半端なエンドクリーチャー。青白緑という除去のない色はとても嫌がると思う。《スカークの猛士/Skirk Commando(ONS)》や《憑依された死者/Haunted Cadaver(ONS)》などをねじ通すのにも使っていいか。ただし、エンド攻撃のつもりが除去られてブロックされまくるような事態は避けたいものだ。レギオンではコモンに《野生の守護人/Patron of the Wild(LGN)》などが追加されたのでセットで「擬似挑発」みたいな感じで使ってもいい。

Tempting Wurm/誘うワーム
(1G)
Creature - Wurm(ワーム)
5/5
誘うワームが場に出たとき、各対戦相手は自分の手札にあるアーティファクト・カードと、クリーチャー・カードと、エンチャント・カードと土地カードを、それぞれ好きな数だけ場に出してもよい。
レア
Illus. Bob Petillo (291/350)

8
どこかで「限定戦なら2ターン目に出しても6割方なんとかなる」という評価を聞いた。裏返せば「4割は死ぬ」んだが、たまにはそういうギャンブルもいいだろう。それに5/5のサイズはマナを考えなくてもこの環境ではかなりの強さなので、普通に中盤で使用しても十分活躍できる。ただし、ターンが進めば進むほど相手がフィニッシャーを抱えている確率も上がるので、なんとかして手札を確認しておきたいところ。レギオンでは増幅クリーチャーが追加されたので序盤に出すのはややためらわれるか。

Towering Baloth/そびえ立つベイロス
(6GG)
Creature - Beast(ビースト)
7/6
変異(6G)
アンコモン
Illus. Arnie Swekel (292/350)

6
実は何気な汎用クリーチャー。通常は3マナ2/2。マナがあまったら7マナ7/6。緑系デッキでは効率が悪いが、他の色へのタッチ緑で採用するにはうってつけのクリーチャーだ。

Treespring Lorian/樹を跳ねるロリアン
(5G)
Creature - Beast(ビースト)
5/4
変異(5G)
コモン
Illus. Heather Hudson (293/350)

6
6マナ5/4ならばまぁそれなり。何より変異の頭数がこの環境では重要だ。取れたらありがたく採用させていただこう。

Tribal Unity/部族の団結
(X2G)
Instant
あなたが選んだクリーチャー・タイプ1つを持つクリーチャーは、ターン終了時まで+X/+Xの修正を受ける。
アンコモン
Illus. Ron Spears (294/350)

6
やや重いが中盤を越えるとそこそこの働きをする。部族さえそろっていればタッチ緑で入る可能性のあるカードだ。

Venomspout Brackus/毒噴きブラッカス
(6G)
Creature - Beast(ビースト)
5/5
(1G),(TAP):飛行を持つ攻撃クリーチャー1体か、飛行を持つブロック・クリーチャー1体を対象とし、毒噴きブラッカスはそれに5点のダメージを与える。
変異(3GG)
アンコモン
Illus. Ron Spencer (295/350)

8
自身がMorph経由で5マナ5/5とかなりの高効率を誇る上に、飛行クリーチャーを無力化する。先出しさえできれば《戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful(ONS)》ですら沈黙させられる辺り、なかなか頼りになると言えるだろう。

Vitality Charm/活力の魔除け
(G)
Instant
以下の3つから1つを選ぶ。
「1/1の緑の昆虫クリーチャー・トークンを1個場に出す」
「クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともにトランプルを得る」
「ビースト1体を対象とし、それを再生する」
コモン
Illus. David Martin (296/350)

7
魔よけの中ではかなりの高性能だ。ギミックカードとして採用の価値はあるだろう。全ての能力が除去としての要素を備えている。うまく使いこなそう。

Voice of the Woods/森林の声
(3GG)
Creature - Elf Lord(エルフ・ロード)
2/2
あなたがコントロールするエルフを5体タップする:トランプルを持つ、7/7の緑のエレメンタルクリーチャー・トークンを1個場に出す。
レア
Illus. Pete Venters (297/350)

5
エルフデッキならば採用の価値はあるが、そうでないなら採用は見送るのが吉。エルフIllusionというのはまず考えられないので構築での活躍を期待するのが最善か。

Wall of Mulch/根囲いの壁
(1G)
Creature - Wall(壁)
0/4
(G),壁を1体生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
アンコモン
Illus. Anthony S. Waters (298/350)

6
緑は攻撃的な色なのであまり壁に価値はないような気はする。ただ、擬似サイクリングとしての働きもあるので無駄カードにはならない。悪くないカードのような気はする。

Weird Harvest/奇妙な収穫
(XGG)
Sorcery
各プレイヤーは、自分のライブラリーの中から、クリーチャー・カードを最大X枚まで捜して、それらのカードを公開し、自分の手札に加えてよい。そのあと、この方法でカードを捜したプレイヤーは、自分のライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Bob Petillo (299/350)

4
自分のクリーチャーの爆弾率に自信があるなら??いや、やめといた方がいいとは思うんだが。構築のクリーチャーを軸にしたコンボデッキに期待。

Wellwisher/幸運を祈る者
(1G)
Creature - Elf(エルフ)
1/1
(TAP):あなたは、場にいるエルフ1体につき1点のライフを得る。
コモン
Illus. Christopher Rush (300/350)

7
エルフデッキだとしゃれにならない回復量で圧倒できるが、そうでなくても毎ターン3点程度回復するだけでかなりいやらしい感じがする。環境内限定戦で赤か黒がないと話にならないという要因を作り出しているカードの一枚。《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》ほど前向きではないので神というほどではないが、常に念頭においておかねばならない一枚となるだろう。

Wirewood Elf/ワイアウッドのエルフ
(1G)
Creature - Elf(エルフ)
1/2
(TAP):あなたのマナ・プールに(G)を加える。
コモン
Illus. Jerry Tiritilli (301/350)

7
発売直後辺りは6点くらいだったが、レギオン以降でもファッティ系の充実さは増して来ているので環境内でのマナブーストの重要性があがってきている。必ず入るというわけではないが、そういうアーキタイプならば重宝する、むしろ必須パーツといえるだろう。

Wirewood Herald/ワイアウッドの伝令
(1G)
Creature - Elf(エルフ)
1/1
ワイアウッドの伝令が場から墓地に置かれたとき、あなたは自分のライブラリーの中からエルフ・カードを1枚捜してもよい。そうしたなら、それを公開して自分の手札に加え、そのあと自分のライブラリーを切り直す。
コモン
Illus. Alex Horley-Orlandelli (302/350)

6
主に持ってくるカードは《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage(ONS)》、《エルフの騎手/Elven Riders(ONS)》、《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf(LGN)》あたりか。優秀なエルフはそれなりにいるのでこいつ能力自体は無駄にはならない。自爆能力がないのでその辺がネックか。アンブロッカブルっぽい動きでちまちまダメージを与えるか、いやなブロッカーとして働いてみるか。

Wirewood Pride/ワイアウッドの誇り
(G)
Instant
クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+X/+Xの修正を受ける。Xは場に出ているエルフの数である。
コモン
Illus. Dave Dorman (303/350)

5
エルフデッキだとすごい便利だが、その他のデッキでエルフが安定して場に出るとは考えにくいので、やや使いづらい印象を受ける。

Wirewood Savage/ワイアウッドの野人
(2G)
Creature - Elf(エルフ)
2/2
ビーストが場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
コモン
Illus. DiTerlizzi (304/350)

7
オンスロート環境の最優秀アドバンテージエルフ。こればかりはエルフデッキではなくて、汎用な緑赤や緑黒系のビーストデッキで活躍する。というか相手へのビースト召還のけん制にもなるので、いろんな意味で優秀。7.5点はあるか。青や黒のビーストの存在を忘れないように。

Words of Wilding/野生の言葉
(2G)
Enchantment
(1):このターン、次にあなたがカードを引く場合、かわりに、2/2の緑の熊クリーチャー・トークンを1個場に出す。
レア
Illus. Wayne England (305/350)

6
ちょっとイマイチ感漂うか。限定戦では2/2よりもいいカードを引く確立のほうが必要な要素だろう。


***アーティファクト***

Cryptic Gateway/謎めいた門
(5)
Artifact
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを2体タップする:あなたは、この方法でタップしたクリーチャーそれぞれと同じクリーチャー・タイプを持つクリーチャー・カード1枚を、自分の手札から場に出してもよい。
レア
Illus. David Martin (306/350)

4
構築での働きに期待しよう。

Doom Cannon/終末の大砲
(6)
Artifact
終末の大砲が場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(3),(TAP),選ばれたタイプのクリーチャーを1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、終末の大砲はそれに3点のダメージを与える。
レア
Illus. Matthew Mitchell (307/350)

7
重いが回りだすと手がつけられなくなる。宣言するクリーチャータイプはデッキとよく相談しよう。

Dream Chisel/夢彫り刀
(2)
Artifact
あなたが裏向きのクリーチャー呪文をプレイするためのコストは、(1)少なくなる。
レア
Illus. Ron Spears (308/350)

4
プレイコストが安くなるのはありがたいが、用途が限定されすぎている。これを入れるなら適当なMorphを1枚突っ込んだほうが安定するだろう。

Riptide Replicator/激浪の複製機
(X4)
Artifact
激浪の複製機が場に出るに際し、色を1つとクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
激浪の複製機は、その上にチャージ(charge)・カウンターがX個置かれた状態で場に出る。
(4),(TAP):X/Xの選ばれた色と選ばれたタイプであるクリーチャー・トークンを1個場に出す。Xは激浪の複製機の上にあるチャージ・カウンターの数である。
レア
Illus. Doug Chaffee (309/350)

7
回りだすと強いが、弱い《ケンタウルスの地/Centaur Glade(ONS)》というのが一般的な解釈だ。それでも弱いとはいえないが・・・。もう一つの特徴である「好きなクリーチャータイプのトークンを出せる」という点を活用できるのならば採用の価値は十二分にあるだろう。

Slate of Ancestry/系図の石版
(4)
Artifact
(4),(TAP),あなたの手札をすべて捨てる:あなたがコントロールするクリーチャー1体につき、カードを1枚引く。
レア
Illus. Corey Macourek (310/350)

7
微妙な感じだが、中盤以降マッタリする構成のデッキならば入る価値はある。そうでないなら意外とマナのあまるタイミングが少なく、使いづらい印象を受けた。特に手札に《残酷な蘇生/Cruel Revival(ONS)》や《陽光の突風/Solar Blast(ONS)》のような切り札系カードがある場合は使いづらい。難しいカードだ。

Tribal Golem/部族のゴーレム
(6)
Artifact Creature - Golem(ゴーレム)
4/4
部族のゴーレムは、あなたがビーストをコントロールしている限りトランプルを持ち、あなたがゴブリンをコントロールしている限り速攻を持ち、あなたが兵士をコントロールしている限り先制攻撃を持ち、あなたがウィザードをコントロールしている限り飛行を持ち、あなたがゾンビをコントロールしている限り、以下の能力を持つ。「(B):部族ゴーレムを再生する。」
レア
Illus. Edward P. Beard, Jr. (311/350)

7
最大のパフォーマンスが発揮できるのは青のIllusionと組んだとき。そうでなくても4/4何かの能力というのはまぁ悪い方ではない。


***土地***

※サイクリングランド
7
いろんなところで言われているが、サイクリングランドは取れた場合積極採用する価値がある。というのは環境自体が重く、デッキに大量の土地(18枚くらい)が必要な状態なので、後半引いた場合にマナベースとするか追加ドローとするか選択できるサイクリングランドは汎用性を重要視されているのです。爆弾カードの多いのも環境の特徴の一つで、そこに到達する早道という点も買われているのかもしれない。

※フェッチランド
7
とれればデッキ圧縮になるし、マナベース(色)も安定する。無理に取るものではないが取れれば採用の価値はあるだろう。

Barren Moor/やせた原野
Land
やせた原野は、タップ状態で場に出る。
(TAP):あなたのマナ・プールに(B)を加える。
サイクリング(B)
コモン
Illus. Heather Hudson (312/350)

Bloodstained Mire/血染めのぬかるみ
Land
(TAP),1点のライフを支払う,血染めのぬかるみを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの中から沼カード1枚か山カード1枚を捜して、それを場に出す。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Rob Alexander (313/350)

Contested Cliffs/争乱の崖地
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(RG),(TAP):あなたのコントロールするビースト1体と、対戦相手のコントロールするクリーチャー1体を対象とする。これらは、それぞれ自分のパワーに等しい値のダメージをもう片方のクリーチャーに与える。
レア
Illus. Anthony S. Waters (314/350)


9
ビースト&赤緑デッキ限定となるが、回ると手のつけられない繰り返し除去。対策手段はほぼ無しなのでいやならヘイトしてでもカットする必要があるだろう。自分で使う場合はタッチ採用もありだが、ビーストの数には気を配ること。レギオンではタフネスの高いビーストが緑に多数加わったのでますます使いやすくなった感も。

Daru Encampment/ダールの宿営地
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(W),(TAP):兵士1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
アンコモン
Illus. Tony Szczudlo (315/350)


7
自分が兵士デッキなら積極採用の価値あり。点数的に低いのは用途が限定されているので比較的中盤くらいでも取れそうだから。

Flooded Strand/溢れかえる岸辺
Land
(TAP),1点のライフを支払う,溢れかえる岸辺を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの中から平地カード1枚か島カード1枚を捜して、それを場に出す。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Rob Alexander (316/350)

Forgotten Cave/忘れられた洞窟
Land
忘れられた洞窟は、タップ状態で場に出る。
(TAP):あなたのマナ・プールに(R)を加える。
サイクリング(R)
コモン
Illus. Tony Szczudlo (317/350)

Goblin Burrows/ゴブリンの穴ぐら
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに無色のマナ1点を加える。
(1R),(TAP):ゴブリン1体を対象とし、それはターン終了時まで+2/+0の修正を受ける。
アンコモン
Illus. David Martin (318/350)


8
自分が赤ならそれなりの活躍ができそうだが、実は最も使いやすいのは青。というか青赤。これと最も良いシナジィを織り成すのは《ゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raider(ONS)》なのだが、こいつ自体のパフォーマンスは低いので難しいところだ。

Grand Coliseum/大闘技場
Land
大闘技場は、タップ状態で場に出る。
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(TAP):あなたのマナ・プールに好きな色のマナ1点を加える。大闘技場は、あなたに1点のダメージを与える。
レア
Illus. Carl Critchlow (319/350)

Lonely Sandbar/孤立した砂州
Land
孤立した砂州は、タップ状態で場に出る。
(TAP):あなたのマナ・プールに(U)を加える。
サイクリング(U)
コモン
Illus. Heather Hudson (320/350)

Polluted Delta/汚染された三角州
Land
(TAP),1点のライフを支払う,汚染された三角州を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの中から、島カード1枚か沼カード1枚を探して、それを場に出す。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Rob Alexander (321/350)

Riptide Laboratory/激浪の研究室
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(U),(TAP):あなたがコントロールするウィザード1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
レア
Illus. John Avon (322/350)


7
特殊地形の割にはやや劣る。が、レギオンで表返り能力クリーチャーを使いまわせることを考えると、割と有用になったかもしれない。《残響の追跡者/Echo Tracer(LGN)》あたりが使いやすいか。

Seaside Haven/海辺の安息所
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(WU),(TAP),鳥を1体生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
アンコモン
Illus. Mark Brill (323/350)

6
レギオンで多数追加された鳥を主軸にしているならまぁまぁ。とはいえ青白という組み合わせ自体怪しい匂いがするので微妙なカードだ。使うなら鳥に対する研究が必要だろう。

Secluded Steppe/隔離されたステップ
Land
隔離されたステップはタップ状態で場に出る。
(TAP):あなたのマナ・プールに(W)を加える。
サイクリング(W)
コモン
Illus. Heather Hudson (324/350)

Starlit Sanctum/星明りの聖域
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(W),(TAP),クレリックを1体生け贄に捧げる:あなたは、生け贄に捧げられたクレリックのタフネスに等しい値のライフを得る。
(B),(TAP),クレリックを1体生け贄に捧げる:プレイヤー1体を対象とし、それは生け贄に捧げられたクレリックのパワーに等しいライフを失う。
アンコモン
Illus. Ben Thompson (325/350)

6
まぁ見た通り白黒クレリックデッキだろう。それ以外は青Illusionで採用されるかもしれないが・・・しないほうがいいと思う。ピックする際には中盤以降を心がけよう。

Tranquil Thicket/平穏な茂み
Land
平穏な茂みはタップ状態で場に出る。
(TAP):あなたのマナ・プールに(G)を加える。
サイクリング(G)
コモン
Illus. Heather Hudson (326/350)

Unholy Grotto/邪悪な岩屋
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに無色のマナ1点を加える。
(B),(TAP):あなたの墓地にあるゾンビ・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
レア
Illus. John Avon (327/350)

7
《皮を剥ぐ者/Skinthinner(LGN)》や《宝石の手の汚染者/Gempalm Polluter(LGN)》をぐるんぐるんまわせたりすると勝利は近いかもしれない。黒中心ならメイン入りする力は十分にある。レギオンが追加されてからぐんと使いやすさが増した感がある。

Windswept Heath/吹きさらしの荒野
Land
(TAP),1点のライフを支払う、吹きさらしの荒野を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの中から、森カード1枚か平地カード1枚を捜して、それを場に出す。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Anthony S. Waters (328/350)

Wirewood Lodge/ワイアウッドの番小屋
Land
(TAP):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(G),(TAP):エルフ1体を対象とし、それをアンタップする。
アンコモン
Illus. Anthony S. Waters (329/350)

5
レギオン追加後もぱっとしない能力だが、唯一《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf(LGN)》と組んだときにえらいことになる。同カードが多数とれたなら(とれるのか?)採用してみよう。

Wooded Foothills/樹木茂る山麓
Land
(TAP),1点のライフを支払う、樹木茂る山麓を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの中から、山カード1枚か森カード1枚を捜して、それを場に出す。そのあと、あなたのライブラリーを切り直す。
レア
Illus. Rob Alexander (330/350)

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