(2003年5月16日)スカージ・プレリリース参加記
さて、待ちに待ったプレリリースである。スカージの前情報からはでかくて重いカードが主役であるということ。
直前に出たフルスポイラーを握り締めて運河へ向かう。べきべき宅にて部屋主とゴルドバとスポイラーを見ながらカードを一つ一つチェック。
べきべきの所感では赤緑が最強とのこと。俺の所感では白が割といけているかな、と。結局シールドでは赤緑が最有力。除去が強いときは黒に走るということで。
シールドを想定してレアリティごとの出現率などを考慮した評価はあまりおこなわなかった。また出発直前に《乱射/Scattershot》が1マナという情報が飛び交い、赤最強鉄板説が俺らの間で定着する。
たしか3マナだったような気がしたんだけどなぁ。。。しかしスポイラーには確かに1マナと書いてある。しかもコモン。この辺がスポイラーの恐ろしいところである。
そして朝8:00に出発。池袋まで1時間半。10時までにいきゃいいんだろ、、、とかいいつつ柏で時間を確認すると8:45。
・・・あれ?間に合うの??走る走る・・・心だけ先走る(w で、遅刻しますた。スタッフに尋ねても「さっき締め切りました」とのこと。
俺ら同人イベントに慣れすぎ。30分くらいの遅刻くらい何とかなるだろ、とか心のそこでは思ってました、ハイ。甘すぎだね。
で、待合席で腐りながら待ちます。しかもこんな事態を想定していなかったのでトレードを持ちかけられても「すいません、ファイル持ってないんですよ」。何しにきたのかね、俺ら。
でも他人とのトレードなんてもう2年近くやってないよ。ゴルドバにいたっては暇つぶしのデッキすら持っていず。遅刻したことを激しく後悔しながら時間をつぶす。
後の楽しみはサイドイベントのブースタードラフトである。待ち時間の間にCunningWakeを調整している軍人っぽい人にフリーデュエルで遊んでもらう。結果は僅差で負けました。
緑黒の《誘うワーム/Tempting Wurm(ONS)》入りのビートダウンだったんですけどね。
結局9:45から12:00まで待って本戦開始。同時にサイドイベントもスタート。
待合席で座っていって8人そろい次第宅が立つんですが、、、、最初の卓に俺とゴルドバ、次の卓でべきべき・・・のはずだったのが、べきべきがわずかに席を離れた瞬間に8人埋まってしまう。
ああ、かわいそうにと思いきや卓、立つわ立つわ。これならエンドレスでできますわ。大繁盛の雀荘だね、これは。
なんて幸せなんでしょう。仲間内だと8人ドラフトなんでめったにできないのに。
1戦目は《壊疽の大巨人/Gangrenous Goliath》(笑 から入って白黒クレリックに。
1回戦目はよりによってゴルドバ。
これがまた超長期戦になり、《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》に《砂の皮膚/Sandskin》張って凌いだり、《次元の突破口/Dimensional Breach》から《怒りの天使アクローマ》が戻ってきたりいろいろ面白かったんですね。
もうゴルドバには驚かされっぱなしでス。しかしなんとかエクストラターンで勝利をもぎ取り、2回戦目はさっき青Wakeで相手をしてもらった軍人?さん。
1戦目は《雲に届く騎兵部隊/Cloudreach Cavalry(LGN)》、《死神頭のノスリ/Death's-Head Buzzard(SCG)》がブン回って勝ち。
2戦目はマナブーストからファッティ連打で負け。3戦目はがっちりを目指すも、相手の展開に上回られ、最後は《促成の突然変異/Accelerated Mutation(SCG)》で+7/+7修正を食らって死。
雰囲気、というかオーラで押されていましたね。さすが会場の雰囲気というか。
2回目のドラフトに向かう前に(シングエリミネーションなんで1回まけたらそこで終了)べきべきの様子を見てみる。
押されてるなー。クリーチャー死んだのに《屍肉喰らい/Carrion Feeder(SCG)》にカウンター載せてないし。
飲まれたかな・・・結局べきべきも2回戦止まり。さっさと2回目のドラフトへ。
これがファーストピックが《ドラゴンの休息地/Dragon Roost(ONS)》。あとは緑で適当なビーストを取りながらレギオンへ。
レギオンのファーストピックは《スカークの匪賊/Skirk Marauder(LGN)》だったんだけど2手目に《窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon(LGN)》。
うはーこらもらったわ!と意気込んで《ゴブリンの乱伐者/Goblin Clearcutter(LGN)》などのマナ生物もピックし、スカージへ。
ここでは《乱射/Scattershot(SCG)》や《火花のしぶき/Spark Spray(SCG)》など、試してみたい火力もとることができる。ここで《乱射》がやっぱり3マナだということが発覚。そりゃそうや。
でもデッキ自体はこれで勝てなきゃやってられねー出来へ。
1戦目はらくらく勝利。で、2戦目までの間にべきべきの試合なんかを見ながら時間をつぶす。
へー、《ゾンビの殺し屋/Zombie Cutthroat(SCG)》って沼入れて無くても裏返れるんだね。「沼をコントロールしている限り」とかそういう条件が無いんだ・・・。いろいろ勉強になりました。
2戦目は青赤の試合なれしてるっぽい人。オーラが違うなー。これがどんぴしゃでこちらの攻撃を封じられ、負け。
特に《窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon(LGN)》を《分散の盾/Dispersal Shield(SCG)》で打ち消されたのは笑いました。ありえねーっつうの。
というか、《流れ込む知識/Rush of Knowledge(SCG)》やばすぎ。コモンの癖に5枚引かれました。そりゃ負けるわ。2戦目は《ドラゴンの休息地》ブン回りで勝ち。
けど3戦目、絶妙のタイミングで《ゴブリンの乱伐者》を殺されたりで負け。
この環境、土地止まったら負けるね。
帰りながら真剣に土地19枚の可能性を考えました。負けた試合は土地が3枚くらいでもたついたりしてるんですよね。
逆に勝った試合は初期手札が土地5とかで「うげー」とか思いつつ、毎ターン滞らずに土地置けてたときだし。1回目の緑のマナブースト生物も強かったしなぁ。
で、遅刻で本戦のシールド戦には出られなかったんですが、ガチドラフトを2回もできて満足満足。
できればもう一回くらいやりたかったんだけど時間切れでできず。これはもしや本戦よりサイドイベントのほうが楽しみ?
なんか明らかにサイドイベントねらいの軍人さんの集団みたいのもいたし。値段も安いしね。でも一回は正式なイベントに出てみたいしなー。
てなわけで次回のプレリにも出ます。しかも今度は遅刻しないぞ!!!
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