ONONONドラフト日記
〜青赤キメ打ちの巻〜
■ひさびさのドラフト!
さて師走も近づき、なかなか人数が集まらなくなってきたところだが(みんな冬コミ準備で忙しいんだよ)、なんとか集まった5人でブースタードラフトをやってみた。
たまにはまともな記事があったっていいだろう??
そんなわけで俺はドラフトをするにあたって心に決めていたことがあった。それは
『青赤をやろう!』
というもの。
特に5人卓なら青を独占できるかもしれないし、ネット上などでもよく言われている青赤のトリッキーな動きを実感してみたかったのだ。というわけで重要な1stパック。目を引くカードは・・・
・Lavamancer'sSkill
・VenomousBlackas
いきなり青赤の最重要パーツと緑の最強クリーチャーかよ!うーん。いや、普通なら考えるまでもなくVenomousBlackasなんだが、、、、ねぇ、青赤と心に決めてるからさ。取ったさ。Lavamancer'sSkill。
下家の福駄かその下の佐々木は緑に決定だよな。特に福駄。2手目にVenomousBlackasなんか流されたら心決まるよな。俺からのシグナルって奴だ。うん。
さて、この後順調?に青赤のカードをピックしていくのだがいくつか分岐点があった。
その1:Lavamancer'sSkillとShock
ここでShockを取っちまったんだなー。思わず耐え切れずにさ。でもここは心を鬼にしてLavamancer'sSkillだったね。失敗。
その2:MistformShriekerとTephraderm
ここで選んだのはTephraderm。だったんだが・・・・どうにも間違ったような気がしてならない。青は他にいないから回ってくるかも、という淡い期待も合ったんだが・・・結果論としてMistformShriekerが正解だったようだ。
その後ImageCrafter(通称イメクラ)が3連続で流れてきたり(1回目は全スルー。だって取る奴いるとは思えなかったし)と、流れ的には悪くなかった。MistformWallも2枚取れたし、イメクラも結局4枚!とれた。けど、重要ないくつかのパーツが集まらなかった。
・FeverCharmが1枚だけ
・AscendingAvenが0
コモンのフライヤーが3マナ2/1の1枚だけ。それを除けばまぁ理想的な青赤になったかな。ただ俺の目の前を通過していった3枚のSpittingGolna(毒吐きゴルァ!)が気になるなー。俺以外みんな緑なんじゃないの??
#U/Rイメージチェンジャー
3:ImageCrafter
1:VoidmageProdigy
2:MistformWall
1:MistformDreamer
1:RiptideBiologist
1:CraftyPathmage
1:Callous Oppressor
1:Tephraderm
1:SkirkCommando
1:Sparksmith
1:Skittish Valesk
1:GoblinTuskmaster
2:Charging Slateback
2:Shock
1:Dispersing Orb
1:Lavamancer'sSkill
1:FeverCharm
1:ErraticExplosion
1:R-CyclingLand
1:U-CyclingLand
8:Island
7:Mountain
ここで先回りになるけど構築時のミス。
・GoblinSkyRaiderを1,2枚入れておくべきだった。
よく見ると飛行クリーチャーが極端に少ない。こう着状態はやすやすと作り出せるんだけど、クロックがかけられない。どうせ膠着するんだったらGoblinTuskmasterも引けるはずだし。みてみるとほんっとMistformDreamer以外飛べる奴がいない。
青赤にはクロックのかけられる飛行クリーチャーか、一気に勝負を決められる爆弾カード(ピットファイターレジェンドとかWaveOfIndifferenceのような奴)が「1枚は」必要なんだねー。
うーん、それさえやっていれば全勝も夢ではなかったのに・・・。
■で、実戦
1回戦佐々木:緑黒重量級
SpittingGolna、SymbolicWurmといった巨大クリーチャーで撲殺しようというデッキ。
DeathPulseなどの除去も装備。強い組み合わせだ。
1戦目:AcursedCentaur!が早々に出現し、こちらのライフをけずりはじめる。しかも(佐々木のプレイミスで)SymbolicWurmが手札にあることがわかり、相手の土地は7枚。
こちらサイドにはイメクラ、CraftyPathmageと脆弱なクリーチャーしか並んでいない。終わりか、と思ったときにようやく神が登場!CallousOppressor降臨。仕方がなく「Wurm」と宣言する佐々木。
しかしこちらのサイドにはイメクラがいるため、CallousOppressorはほとんど制限無しに相手のクリーチャーをパクることができる。とりあえず相手のSymbolicElfを分捕って殴りまくる。
CallousOppressorのプレッシャーが効いたのかそのまま殴り勝ち。
2戦目:1戦目と同様な展開。ご丁寧に2T目にAcursedCentaurが出て殴ってくる。
それにしてもAcursedCentaurのえさに役目を終えたElvishPioneerやこちらのイメクラを殺すためのFesterlingGoblinを使用して、AcursedCentaurの持つ魅力?を遺憾なく発揮してやがる(w
あのカード、俺の脳内では最弱カードなのになぁ・・・。
とはいえこちらもほぼ最速でCallousOppressorが登場。佐々木は「Beast」と宣言するも、やはりイメクラのおかげでぶん取り放題。
今度はSpittingGolnaを生け捕りにして殴りまくってGameOver。んー、CallousOppressor、強い!
2回戦べきべき:緑白
緑白・・・か。システムクリーチャーが恐ろしいON環境でこの組み合わせは勇敢だなぁ。
ただ、緑の優秀なクリーチャーが多数いたのでその辺を集中運用できれば圧倒的な強さかもしれない。
1戦目:消耗戦に突入。早い段階でのCallousOppressorにくわえSparksmithも加わってべきべきの戦線を制圧。
しかし最序盤のビートダウンもあいまってこちらのライフは1なのでうかつなことができない。
お互いに横に並ぶクリーチャー群。時々こちらはDispersingOrbで戻してVoidmage効果でカウンターみたいな感じでけん制。
しかし、フライヤーが落とされているためクロックがかからない。
しかし、ライブラリーが最後の4,5枚になったところでこちらにChargingStateback、Tephraderm、SkittishValeskといった重量級が並ぶ。
これらで殴ってファッティ同士を交換しながらアドバンテージを重ねていき勝利。イメクラ大活躍の巻。
2戦目:今度は早いうちからこちらがビートダウン。
中盤からはCallousOppressor+イメクラで相手の戦線を押さえ込み今度は余裕の勝利。
ところがあとから福駄に聞いたのだが、CallousOppressorで奪った相手のクリーチャーをイメクラでWizardに変えてVoidmageProdigyのえさに使えばよかったのでは?ということ。
たしかに!!気が付かなかった・・・・。
3戦目ゴルドバ:白黒青
なんとAstralSlideと多数のサイクリングカードを使った限定戦コンボデッキ。
やるねぇ。ExaltedAngelという爆弾カードあり。
1戦目:GustcloakHurrier2体に殴られるも、早々にCallousOppressor登場。
&イメクラのシナジィでHurrierを1体奪い、膠着。その後ExaltedAngelが登場してビビるも落ち着いてCallousOppressorで奪い取り、殴って勝利。
2戦目:1戦目とほぼ同様。て言うかCallousOppressorの出現率異様に高い。
デッキが長引く構成だからかなぁ、それとも引きが良いのか。ただ相手がRightesCauseを張り異様に堅くなる。
て言うか何?RighteCauseって。ゴメン、俺過小評価してたよ。もう20点分くらいライフを削ってるはずなのに全然減ってくれない。
こちらのライフは相手のフライヤーのせいで9に。うーん、負ける気はしないけどすんごい膠着っプリだ。ただその膠着もこちらにGoblinTuskmasterが登場して段段崩れ始める。
そう、1体で攻撃してパンプアップすればいいのだ。それにしてもChokingTethersだのRenewed Faithだので粘る粘る。やりおるわー。
しかし最後はCrafityPathmageで通ったクリーチャーをイメクラでゴブリンにして5点パンプアップして勝利。
4戦目福駄:緑赤
なにせVenomausBlackasにSpittingGolnaにShockにと、とにかく優秀なカードを流してますから。
苦戦は必須でしょう。
1戦目、2戦目:実は疲れてて良く覚えてない。
1戦目はCallousOppressorのおかげでマッタリと勝利。
2戦目はMysiticProporsionで11/11トランプルになったアンドラックに突然死させられた。
3戦目:やや長引く。
要のCallousOppressorもShockで消され、お互い除去しあいながら3,4体のクリーチャーでしのぎを削る。
こちらのライフは残り1、向こうは5。時折出てくるWellwisherをなんとかShockでつぶしながら向こうのブロッカーを減らしていく。
しかしここで痛恨のプレイングミス。こちらの総アタックでライフを4点削れる状況にいながら1点たりない、と思ってターンをパス。
しかし!俺の手札にはFeverCharmが!これで通ったクリーチャーに+2/+0修正を与えれば計6点通ったのに!
天を仰いだ瞬間、向こう陣営にVenomousBlackasが加わる。
その後順調にファッティを並べられ、逆転不可能の状態にされてしまい万事休す。
唯一ピンポイントで存在した「勝てる瞬間」を見逃したのだった・・・。んー無念。
結論:
3勝1敗の2位。
青赤は面白い!イメクラがほんとに大活躍でした。
またイメクラと重要なシナジィを生み出すCallousOppressorも今回の殊勲賞。
あとはフライヤーさえあればほとんど完璧な形になれたのではないでしょうか?
あとはFeverCharmがもっと取れてればなぁ。まぁ細かいミスもたくさんあったので要修行というところでしょうか?
次回は青黒にもチャレンジしてみたいです。
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