ジャッジメント発売記念ブードラレポート
■ドラフト編
オデッセイ:
はじめる前までの目論見では何気に赤が使ってみたかった。ジャッジメント・コモンのSwirmingSandstorm(スレッショルドでオールクリーチャーに5点)が気になってしょうがなかったのだ。ただスレッショルドを満たす必要があるため、青がパートナーかなとか考えていた。とはいえ、せっかくのジャッジメント環境なので白も使ってみたかったのだが。まぁ何はともあれやってみなければわからない。
で、ファーストパック。並び順決めの段階で上家の舟橋がCephalidLooterを持っていることが判明していた。べきべきはおそらくCephalidLooterを取らないだろうから、下家のルーシアが取りそうな感じ。初手でファーストパックではChainfringerとWereBearで悩む。・・・でもまぁここはhainfringerだろう。最初のもくろみもあるし。
残念ながら青は取れそうにないが、では赤白か???と、悩みつつセカンドピック。ここでAEtherBurstとHarroweHearer。悩む。ルーシア、青じゃないのか???ただ、ルーシアがファーストパックではレアを迷うことなく即どりしたようなので、「まさかAboushan??」と一瞬頭をよぎった。だがいいほうに解釈してしまってとりあえずAEtherBurstをGET。これで下家のべきべきはHarrowedHearerwoを取って白決定だな。
なやみつつサードピック。ここでCephalidLooterが流れてきた。正直ここでルーシアは青じゃないと確信してしまった・・・。まぁ冷静に考えれば、Pupetterという可能性もないわけじゃないんだが。何はともあれこれをとって青は盤石。ところが赤のほうがMaddog>ThermalBlastといまいちさえない。だが青のほうはConcentrate、ThinkTank、CarefulStudyと順調そのもの。で、終盤近くに取るものがなかったのでKertersDesireをGET。これが後に重大な意味を持つことに。関係ないけど、最終カードを受け取るときにルーシアから「はるとさん大喜びですよ」とかいわれながらもらったのが、青のコモン特殊地形。おもわず「あ、やった」と、口に出してしまった(笑 やるな、ルーシア。結局最後までFirebolt、Flamburstは1枚も取れず仕舞い。
トーメント:
トーメントは黒のエキスパンション。だが俺の中では実は青のエキスパンションなのだ。
黒には絶対手を出さないと誓いを立てて、Aquamoba、SkywingAven、ChamberofManipuration、CirculerLogicと順調ななしあがり。ただ、さすがに手元を通過していくCrippingFatigue×2、FacelessBucher、ShadesFormに恐怖を覚えたが・・・。トーメントで一番迷ったのがLawanとDeepAnalysis。Deepの方はまんべんなく役たつのに対して、Lawanは特定の相手に劇つよだけど、そうでない相手には並み以下の代物。ものすごく悩んだ挙句、生物不足もあってLawanを選択。トーメントコモンの中で最強だとおもってるカードがDeepAnalysisなのでかなり苦渋だったが・・・。これも後で考察します。で結局、赤のカードはFuryTemperもViolentEruptionもなし。ジャッジメントに副色をかける。ただし、ここで偶然手にしたTero'sFaithful×2がこの後に影響を及ぼす。
ジャッジメント:
青のスレッショルド&飛行クリーチャーは取れたので、ジャッジメントでは緑でも白でもいけそうだ(黒はトーメントで放棄済み、赤はダメダメすぎ)。ただスポイラー段階から注目していたVigilantSentry(1WW 2/2 スレッショルドで+1/+1修正 T:対象の攻撃&防御クリーチャーに+3/+3修正)が気になっていたのと、オデッセイで取ったKerter'sDesire、トーメントでとったゲーリー先生曰く「白のベストコモン」Tero'sFathful×2があったので、白に意識が傾いていた。で、ジャッジメントファーストピックはPhantomFrock、こりゃ白決定ですな。ところがサードピックでなんとGlory??佐々木のところから流れてきたらしい。おまえらなめるなよ(w 即取りで下へまわすと、その後連続でVigilantSentry、VigilantSentry。これだけでおなかいっぱい。
デッキ:
赤からスタートしてオデッセイ、トーメントで青を充実。未来の副色となる白の有力カードを若干押さえて、ジャッジメントで白がいい感じ。
ドラフト終了段階ではそれなりに満足したできでした。
1マナ
Kerter'sDesire(OD)
HaplesResearcher(JU)
CarefulStudy(OD)
PayNoheed(JU)
ShieldmageAdovocate(JU)×2
2マナ
GuidedStrike(JU)
Aquamoba(TO)
AEtherBurst(OD)
GhastlyWings(TO)
3マナ
SkywingAven(TO)
VigilantSentry(JU)×2
ThinkTank(OD)
CirculerLogic(TO)
CephalidLooter(OD)
4マナ
Tero'sFathful(TO)×2
Lawan、CephalidEmpress(TO)
ChamberofManipulation(OD)
Concentrate(OD)
5マナ
CephalidAutocrat(TO)
PhantomFrock(JU)
Glory(JU)
土地
青いコモン土地
島×9
平地×8
■実戦編
vsタコガキ:白緑
2-0
タコガキはあまり良いドラフトに恵まれなかったようだ。飛行クリーチャーもAvenToruperを採用しており、地上もMongrel、Rootwalla×2以外は特筆すべきものがない。1戦目はやや膠着するがGloryが墓地へ落ち、PhantomFrockが殴り始めたあたりからこちらへ流れが傾き、XXXをパンプアップして耐えるタコガキに対してSkywingAvenを投入して勝利。2戦目も速攻で墓地へGloryを落とし、向こうにずらりとクリーチャーを並べられるが最後は飛行クリーチャーで強引に攻撃を通して勝利。
vs仮名:赤緑
2-0
仮名が赤を取らなかったところを見たことがない(w 今回も緑赤でLomghornFirebeastを主力としているようだ。
1戦目:LonghornFirebeasを3ターン目にだされ、5ダメージ受ける。ところが4ターン目に再びLonghornFirebeas。仮名の挑戦のようだ。観戦
時にBrowbeatを持ってることを確認済だったのでややためらうが、手札に解決策がなく10ライフ喪失。とはいえTero'sFathful×2があるので
ほど問題とは思わなかった。つづいて仮名がElephantAmbush+RecklessCharge。これにはびびりました。ここででようやくTero'sFathful降臨で
ライフは8に。続いてPhamtomFrock登場、Glory墓地へと繋いで劣勢挽回で勝利。
2戦目:手札はAwuamoba、CephalidLooter、Tero'sFathful。完璧な立ち上がり。で、Aquamobaが登場したところで仮名がLavaDart。???。亀
井も気がつく。俺がAquamobaを使うときはPT入れ替えすることが多いので勘違いしたのだろうか?(w 巻き戻すが、仮名がLavadartを持ってい
ると分かってCaphalidLooterが出せなくなった。いやな感じだ。・・・とは言ってもしょうがないのでCephalidLooterをだして、これに仮名が
LavaDart。しゃあないわな。山は1枚なので簡単にはFlashBackできまい。Aquamobaで殴って3点。Tero'sFathfulで守りを固める。ここで仮名サ
イドにElephantAmbush登場。こちらの手札にはGidedStrikeがあるので、Aquambaでアタック。ブロックしてきたら入れ替え&FirstStrikeで一方的に殺せるぜ、とか思っていたら仮名はスルー。だったら、とPT入れ替え、ここで仮名が対応してフラッシュバックでLavadart。あっそと対応して再びPT入れ替えをしたところで仮名が物言い。で、検証した結果AquamobaはPT入れ替えに対応して火力を飛ばされるとどうやっても死は免れないことが判明。へーーー、なるほど。ただ戦闘ダメージをスタックにのっけたあとのPT入れ替えは大丈夫なので勘違いのないように。てか勘違いしてたのは俺か(w このあと1戦目と同じくPhamtomFrockが降臨し、殴り勝つ。カードパワーで押し切った感じ。
vs福駄:緑白
2-1
2勝同士の対決。ここのところ限定、構築ともに研究、検証を重ねている福駄だけにぜひとも勝っておきたいところだ。ただ通してみると白のカードはあまり良いのがそろっていなかったような・・??
1戦目:なんといきなりSylvanSafekeeper(G 1/1 土地をサクると対象の自分のクリーチャーは呪文や能力の対象にならない)。高額レアの出現です。その実力はいかなるものか。こちらはいまいちクリーチャーの出が悪く、福駄サイドのPhantomCenter、2/2クリーチャーに殴られてあっという間にこちらのライフが1ケタ台に。ここからとりあえずのTero'sfathful×2でライフ8まで戻すものの向こうの飛行クリーチャーとElephantGuide付の5/5、PhantomCenraurが止まる手立てがない。ため息をつきながらThinktankでライブラリーのトップを見るとキターーーーーーーーーー!!Glory!速攻で墓地へ叩き落し、次のドローがGhastryWing。これをTero'sFathfulにつけて防御体制。ここで福駄が強引にアタックでライフ5。微妙な展開になってきた。がしかし、福駄のほうも苦しい。場が膠着するが、ThinkTank、CephalidLooterが回っているこちらのほうがやや有利か。と思いきや福駄がNantukoTracer!!Gloryをライブラリーの底に戻されて万事休すか・・・。天を仰ぐが福駄が挙動不審。なぜか自分の墓地のカードを自分のライブラリーの底に。うーむ、ここは知識も実力のうちということでダンマリだろう(w
さらに膠着は続く。しかし、ここで致命的なミス。Glory用のマナを残しているように注意していたのだが、ChamberofManipurationを引いたときに、土地をタップアウトしてセット。1体奪えばいいや、と思いきや場には福駄御用達のSylvanSafekeeperが(w 福駄のオールアタックに対して、クリーチャーを全部殺させるわけに行かないおれは、2体をスルー。そのうち一体にSuddenStrengthがつき、ライフはちょうど0。万事休す。
2戦目:またもやいきなりSylvanSafekeeper。何枚入ってんだよ!1枚だろうけど(w とはいえこちらもまたもやThinkTankからGrolyを墓地へ。負けて入られませんよ。この回は膠着するもGloryパワーでこちらが有利に展開。そのうちPhantomFrockをVigilantSentryでバックアップできる体制になり、最後はWVigilantSentryで9/9になったPhantomFrockをプロテク緑、白で押し通して勝利。
3戦目:3度目のいきなりSylvanSafekeeperから順調にクリーチャーを並べ、ビートダウンを始める福駄。はっきりってデッキのできは福駄のほうが上。こちらはThinkTanl>Gloryがなぜか都合よく回ってるだけで終始押され気味のスタート。とはいえこちらはそういうつくりになってるんだからしゃあがない。定番のTero'sFathfulでライフとブロッカーを並べて耐える。ところが今回はそのうちにこちらも横一線にならび、PhantomFreockで反撃もできるようになる。そして手札にGloryから、HaplesResearcher→ディスカード(Glory)でプロテク緑&白>オールアタックで勝利。
vsルーシア:青緑
2-0
こちらも2勝のルーシア。目玉カードAboushanを筆頭にジャッジメントの3/4飛行×2を中心としたビートダウンタイプ。ただAboushanはLawanで何とかなるので安心。
1戦目:ルーシアにクリーチャーを並べられるも、Lawanを出したところでルーシア投了。あ、Lawanって単なるAboushan対策なだけじゃないんだ・・・。
2戦目:ぼやきながらサイドを模索するルーシア。さすがに超メタされてるだけにいやな感じだろう(w 2ターン目からMongrel>3/4飛行とつなげてくる展開となるが、CephalidLooterでぼりぼり奥さんを掘り起こし、出したところで3/4飛行はお役ごめん。その後PhantomFrock、SlywingAvenとこちらはつなげ、ルーシアは後続が続かない。メタ勝利。ほんとにスマンかった。
vsべきべき:黒白(エキシビジョン)
2-0
途中で俺が白に走ったためにジャッジメントで割を食ったはずのべきべき。ひょっとしてこれは無意識に俺がべきべきを操作したのだろうか??これが意識できるようになるのが中級者への道なのかもしれない。
1戦目:1ターン目、2ターン目と順調に1/1クリーチャーを並べるべきべき。だが、申し訳ないが迫力不足。Tero'sFathful一発で沈黙し、ChamberofManipurationで万全の構え。そこからThinkTankのスレッショルド&VigilantSentry、PhantomFrockで万全。空から撲殺。
2戦目:1戦目とほぼ同様。1,2ターン目はべきべき有利だがChamberofManipurationでぴたりと止まる。そこからVigilantSentry×2&スレッショルド。ここでべきべきがCreepingFatigueのW使用でVigilantSentry×2を葬ろうとするが、スレッショルドのせいで3/3になっていたのを失念して無念の投了。